2023年4月28日金曜日

4月28日の日記

この半月ほど勢力的に活動している。映画を観たり映画を観たりゲームをしたり映画を観たり映画を観たり。

映画。
リチャード・C・サラフィアン監督の『バニシング・ポイント』。とにかくずっと自動車でかっ飛ばしてる。ずっと走ってる。ほんとにずっと走ってるだけ。説明くさいところがなくてよかった。アメリカの荒野を自動車が突っ走って、ときどき変なおじさんとかヒッピーとかが出てくるだけで映画って成立するんだなあ。
途中よくわからないところがあって、ラジオ局が襲撃されたあとは結局どうなったの?(場面カットされてる?) DJの人が襲撃の翌日?に盲導犬じゃなくて女の人に付き添われて局にやってきたのはなんで? 犬殺されちゃった? 襲撃犯って誰? 保安官?
なんかよくわかんないけど。おもしろい。

庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』。ドキュメンタリーを観たので、答え合わせみたいな気分で観に行った。
すっごい変な映画だった。「私小説」という感じ。
楽しいとか楽しくないとか感動するとかスカッとするとか共感するとか泣けるとか笑えるとかそういう基準ではまったく測れないけど(そういうところで勝負してない映画だと思う)、一連の「シン」映画の中では2番目くらいに好き(ゴジラ>仮面ライダー>エヴァ>ウルトラマン)。
パーソナルな映画。よかったのではないでしょうか。

ヤン・シュヴァンクマイエル監督『オテサーネク』。Amazonプライムビデオの観放題が近々終わるらしいので初視聴。
何もかもが嫌(笑)という感情で観ていたけど、最後なんかオテサーネクがかわいく見えちゃって、なんか、なんか……
今年観た映画ベスト10には入りそう。


ゲーム。エルデンリング。エルデンリング。エルデンリング。
王都を探求して、緋文字の剣とかグランサクスの雷とかの武器を新たに拾って、モーゴットを倒して、今は巨人たちの山嶺をうろちょろしてるところ。
ここに来てメリナさんがいっぱい喋ってくれてうれしい。もっと話しかけてくれていいんだよ。
大ボスのモーゴットは古雷の槍(戦技)を連発してたら拍子抜けするくらいあっさり倒せてしまったのだけど、巨人たちの山嶺で戦ったユーノ・ホスローが強すぎて泣きそうになった。ラスボスかと思った。
雑魚もどんどこ強くなってるし、この先が思いやられます。

エルデンリングをクリアしたらそのまま2周目やるか、ゼルダ(ブレスオブザワイルド)やるか、風花雪月2周目やるか、迷ってます。

2023年4月9日日曜日

4月9日の日記

 昨日はけいおん!の鈴木純ちゃんの誕生日だったので絵を描いた。


この1年ほど絵はおろか字もろくに書いていなかったので、利き手の握力が落ちていて、ペンを持つのが大変だった。身体の衰えの自覚に焦る。

今日は県議会議員選挙の投票日だった。午前に投票に行って、それから買い物。無印良品でリネンのシャツ、筆箱、カレー。書店で阿部和重の小説、種田山頭火の句集などを買う。阿部和重は読んだことがないけど、よく名前を聞くので、たぶん面白いのだろう運転で購入した。面白いといいですね。

少し前から京極夏彦の小説を続けて読んでいて、今は『絡新婦の理』序盤。「貴方が蜘蛛だったのですね」って第1文がかっこいい。

体調不良に苦しむことが増えた。毎日楽しいことをして生きていきたい。苦痛や疲労を味わいたくない。

2023年4月4日火曜日

2023年1月〜3月に読んだ小説、漫画、観た映画、やったゲーム

年末に2023年の日々の目標を色々と考えたけど、「ミステリとSFを読む」「映画を観る」「有酸素運動をする」くらいしか達成できてない。
そういうわけで、読んだ小説や漫画 etc. よかったやつ。


 ・小説
アンディ・ウィアー『アルテミス』上下、小野田和子訳、ハヤカワ文庫
西尾維新『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』講談社ノベルス
村上春樹『一人称単数』文春文庫
スタニスワフ・レム『ソラリス』沼野充義訳、ハヤカワ文庫

・漫画
こかむも『ぬるめた』3
白井もも吉『偽物協会』3
ナガノ『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』5
中野でいち『君の戦争、僕の蛇』3
ばらスィー『苺ましまろ』9
福田晋一『その着せかえ人形は恋をする』11
殆ど死んでいる『異世界おじさん』1〜9
優しい内臓『死神ドットコム』2

・映画
ポール・ヴァーホーベン監督『ベネデッタ』2021
大島渚監督『戦場のメリークリスマス』1983
黒沢清監督『岸辺の旅』2015
今敏監督『東京ゴッドファーザーズ』2003
『ユーリー・ノルシュテイン傑作選』
ジョージ・ロイ・ヒル監督『明日に向って撃て!』1969
S・S・ラージャマウリ監督『RRR』2022

・ゲーム
『トゥーディーとトップディー』diet zribi、2022
『ポケットモンスター スカーレット』任天堂、2022


小説。
ミステリは久々の戯言シリーズの新作『キドナプキディング』がよかった。いちど終わった作品の続編ってどうなのかと思ったけど、ちゃんと楽しかった。萌え萌え。
SFはレムの『ソラリス』。映画や批評などから事前に抱いていたイメージとはかなり異なる作品。ソラリス学についての長々しい語りがよかった。

漫画。
異色のきらら4コマ作品『死神ドットコム』第2巻が出色の出来。2022年度の百合作品の中でトップじゃないかな。
おなじくきらら4コマの『ぬるめた』も第2巻に続いておもしろい。同作者の『クロシオカレント』も先日読んで、こちらもなかなかよかった。

映画。新作と旧作をあれこれ。
『戦場のメリークリスマス』は4K修復版。クライマックスのセリアズのキス。ヒックスリーの命を守ったということ以上に、ヨノイに「殺させなかった」ということに、偉大さがある。以前にも観ていたけど、今までこの映画の急所をわかっていなかったなと思った。
ノルシュテイン傑作選は権利切れで日本で観られなくなるという話だったので、駆け込みで。「霧の中のハリネズミ」がキュート。

ゲーム。ほとんどやってない。たぶん累積で5時間から10時間くらい?
去年からプレイしていて今年クリアした『ポケットモンスター スカーレット』が楽しかった。あれこれ不満点はあるけど、ストーリーとキャラがよい。
『トゥーディーとトップディー』はインディーズのパズルアクションゲーム。私には難しいけどあれこれ悩んで謎が解けると楽しい。

TVアニメはたぶんほぼ観てない(アニメ映画はいくつか観たけど)。去年から放送延期してた『異世界おじさん』くらい?

CSのフジテレビONEを契約して、有野課長の『ゲームセンターCX』を観ている。楽しいね。
あとはなんだろう。特に人生で面白いことはなかった。エゴン・シーレ展は今年観に行ったんだっけ? よかった。