2018年3月21日水曜日

3月21日の日記:アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕、「キラッ!満開スマイル」、「ZETTAI × BREAK!! トゥインクルリズム」

なんとなく気分が変わって3月中は日記としての記事は控えて、メモという形式での記事を数件投稿する、ということにしていた。
のだけど、また気分が変わって、今日くらいは日記を書いてもいいかなという気になった、ので書いている。

ここしばらくは暖かかったけど、この数日は冷えてきて、今日はすっかり寒くなり一時的にみぞれも降った。
こういう天気が悪くて空が暗い日はたいてい体調が悪い。天候に左右されない存在となりたいと強く願う。


この数日は、Fate/Grand Orderというゲームのイベントをがんばっていた。
イベント報酬でアルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕というサーヴァントがもらえた。アルトリア・ペンドラゴンさんずっと欲しかったのでうれしい。イベント報酬のサーヴァントがもらえたのは、今回がはじめてです。
他に、ガチャからセイバークラスのランスロットさんという人が出てきて、最初はそれほどでもなかったけど、編成に入れているうちにどんどん好きになってきて、今ではすっかり夢中になっている。よく見るとなかなかかわいい顔をしている。
その前から気に入っている新宿のアサシン君は、イベントのクエストで手に入った「虚影の塵」で3段階目の霊基再臨ができました。

他に、アイドルマスターシンデレラガールズとアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージはあいかわらずがんばっている。
アイドルマスターシンデレラガールズはトレードなどを駆使して特訓後のアイドルでユニットが組めるようになったし、アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージでは「キラッ!満開スマイル」という好きな曲のイベントが昨日から始まったので、報酬が得られるようにスタミナ倍消費で走っている。

アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズでも同時にイベントが始まったのだけど、この新曲「ZETTAI × BREAK!! トゥインクルリズム」(リンク先はYouTubeのMV)がよかった。


メモという体裁での記事を何日か前から書いているけど、まだ投稿できる状態になっていない。
もっとどうでもいい、めちゃくちゃな、労力を使わない、体裁を気にしない記事にしなくちゃいけないと思うのだけど、なかなか思うようにいかない。
がんばって書いたり、いいものにしようと思ってはいけない。書き捨てなければ。

2018年3月11日日曜日

この1年で読んだ中で面白かったSS

この1年で読んだSS(主に2ch形式のSS)の中から、面白かったもののメモ。

正確に言うと2017年の6月から今月までの期間に読んだもの。
私がその時期に読んだというだけで、古いものも新しいものも混ざっている。
ジャンルはモバマス(=アイドルマスターシンデレラガールズ)が多い。
リンク先は基本的にSSまとめサイト。Pixivの場合も。トリップがついている場合や、Pixivで作者名がわかっている場合も省略。


菜々「ビッグバンですか?懐かしいですねえ~!」
安部菜々さんが皆の会話に混ざってポケモンやバブルやビートルズ来日など様々なものを懐かしむお話。
タイトルでオチてるかと思ったら意外やホロリと来るSF作品。

モバP「菜々さんが年齢を偽っていた」
Pが安部菜々さん(8)の実年齢を知る話。
私の知るかぎりでは「ビッグバンですか?」が安部菜々さん最高齢の二次創作で、「菜々さんが年齢を偽っていた」が最年少の二次創作。

【モバマス】プロレスごっこ 
下着泥棒疑惑を晴らすためにアングラ闘技場で中野有香のサンドバッグになるPの話(謎)。
全員が泣いたり悩んだりしながら情況に真面目に向き合っていく様子が語られるが、Pの性癖というファクターで一気にバカバカしくなる。

千早「今日は雪がすごいわね。雪歩……ぷふっ」 雪歩「えー……」
面倒くさい如月千早とツッコミが厳しい雪歩のコメディ。我那覇響さんがかわいい。

【ガルパン】優花里「西住殿のお腹に石ができた話」
タイトル通り。ひどい話。

結あか。ヤンデレに憧れる赤座あかりちゃんのために結衣ちゃんが一日ヤンデレになりきるが、あかりちゃんの愛が深すぎてヤンデレ行為に気づいてもらえない話。

篠原礼さんのペニス謎々に素で「ちんこ!」と答える女子高生たちのギャグSS。

実は男だった森久保が性別を隠したままアイドルをすることになってあわあわする話。短い。

あんきらが池袋晶葉の発明で入れ替わる話。後半は柊志乃さんと市原仁奈さんの入れ替わり。お話的には解決していないけど楽しい。
2012年のSSなので、きらりの描かれ方が近頃の二次創作と違うと感じる。テンションが高い。

如月千早が爆乳になって事務所に来たことで765プロの面々が混乱に陥るコメディ。
「千早ちゃんの胸がおっきい」だけでこれだけ笑いをもたせるのがすごい。

気高い水瀬伊織が露骨に嫌がる表情を見たいがために厳しく接してしまう性癖の歪んだPの話。
最初のネタの段階ですでに面白いのに、オチまでの数レスでどんどん加速していく。

タイトル通り、既に犯人が判明しているのに天海春香が推理しようとする話。くだらなくて面白い。元ネタがあるらしいけどそれは知らない。

クソSS。たぶんシリーズだと思う。こういうのに行き当たると「SS読んでてよかった」と感じる。

自転車に乗れないまゆがPとのサイクリングのためにがんばって練習する話。

毎晩一人で寂しい市原仁奈ちゃんが定食屋の常連になる話。

「はじめてのおしょくじ」と同作者。白菊ほたるが棟方愛海に胸を揉まれる話。

ホラー。「中身」のない猫の死骸を見てしまった三船美優さんが仁奈ちゃんを疑い始める話。

音無小鳥と765プロのPが実は兄妹だった話。
このパターン(誰かと誰かが実は家族だったらIF)のSSは多いけれど、本編と違う可能性を感じられるので好き。いわゆるカプ創作であれ、それ以外の二次創作であれ、人と人の可能性が違ったものでもあり得た、ということについて意識させられるという点が、二次創作のよい点だと思っている。


千川ちひろさんがPの娘だった設定のシリーズ。P菜々。

千川ちひろさんがPの妹だったSS。
同作者(?)が姉パターンのSSも書いてるが、そちらはまだ完結していなかったはず(モバP「なんで姉ちゃんここにいるんだよ・・・」 ちひろ「えー?」)。

これもちひろさんが妹。

並行世界を旅して、無数に存在する輿水幸子の可能性を見ていくSF。
前半の様々な世界の幸子の問題を解決していくパートと、自分の幸子がいる世界に帰ろうともがくパートのバランスが良い。
並行世界もののSFは大好きで、これはそのジャンルとしてよくできていると思う。

四条貴音が765プロ内でラーメン屋を営む話。食事系のSSは好き。

依田芳乃さんがこずえちゃんを封印することになり、島村さんがお別れ会を開く話。

事務所で寝過ごした森久保がPとちひろさんのあやしいプレイを見て、理解できないなりにドキドキしてしまう話。

有能事務員の千川ちひろさんがPの悪事を正そうとするが毎回失敗してレイプされてしまう話。ひどい。

タイトルの通り。

悪魔が白菊ほたるの願いごとを叶えようとする話。

前の事務所でキリンアイドルをやらされた前川みく。

双葉杏と常務と千川ちひろ以外全員がインフルエンザで倒れた345プロの危機を救うため、天才の双葉杏が一人でアイドル全員分の仕事とライブをこなす話。
勢いがあって良い。
前日譚として美城専務「君に仕事を頼みたい」きらり「にょわ?」があるが、単体でも読める。

週刊ストーリーランド。SF。
あやしい老婆から主観時間を吹き飛ばすことのできる不思議な拳銃を買った佐久間まゆが、プロデューサーと会えない時間を帳消しにするためにそれを使う話。

素人の神谷奈緒がネット上のチャットを介して、アイドルやプロデューサーと出会う話。
数ヶ月前の記事でくわしい感想を書いたはず。
作者のPixivでは作中の一ノ瀬志希の前日譚(「」)も。

神谷奈緒が神様の依田芳乃に憑依されたことからいろいろな騒動に巻き込まれる話。伝記ものでSFな青春もの。

ホラー。様子がおかしいことをPに問い詰められた小梅が、実は今までの自分は「あの子」と入れ替わっていたのだと語り始める。

ホラー。「1. 誰かがまわりにいるときは話さない/2. キスは一日に一回まで/3. 黒いビニール袋は絶対に開けてはダメ」という奇妙なルールをPに課されているまゆの話。

椎名法子と財前時子のふれあいの話。シンデレラガールズの恋愛ものの二次創作ではずば抜けて気に入っている。
最近書籍版が出たそうです。ほしい。

時子様と向井拓海さんがギスギスしながら料理番組をやるコメディ。

事務所の先輩の佐藤心とヘレンにわけわからんことばかり言われた大沼くるみが「わかんないよぉ……」と泣く話。

「笑ってはいけない」パロ。複数スレにまたがっていて長いけどよくできていて面白い。

タイトル通りGIRLS BE NEXT STEP(白菊ほたる、松尾千鶴、関裕美、岡崎泰葉のユニット)がアイドルになって成長していく話。

Pの家が火事になったかもしれないという仮定でPを自宅に泊める佐久間まゆのコメディ。

モバマスおしっこSS博士なのでこのようなタイトルのSSも抑えております。
予め申し上げておきますが、このSSでは渋谷凛はおしっこを漏らしません。
短くてテンポよく読みやすくていい。

島村卯月とぴにゃこら太の中身が入れ替わる話。シチュエーションから想像するより面白い。
このSSには中身がぴにゃの島村卯月のトイレの世話を本田未央と渋谷凛がするシーンがあります。

別軸のオムニバス形式のエロSS。
速水奏がキス顔にみかんのネットを被せられたり、一ノ瀬志希がマウント体制できのこの山をめいっぱい口に詰め込まれたり、片桐早苗が逆上したPに往復ビンタをされたり、暴力に溢れた内容。
速水奏編・鷺沢文香編・一ノ瀬志希編・三船美優編・片桐早苗編のそれぞれに前後編があって、後編でより変態的になる。
モバマスおしっこSS博士とか言った手前注釈しておきますが、三船さん後編でおしっこ描写があったはずです。大も。

悪いアナスタシアが神崎蘭子の水素水をクソバカにする話。中の人ネタ。

橘ありすと鷺沢文香が
1「勝敗の概念があり、必ずどちらか片方のみが勝利、あるいは両者とも引き分けとなる」
2「勝者はルールを一つだけ新しく加える事ができる」 
というルールのゲームをして遊ぶSS。
最初の「初等ゲーム」の描写がかなり好き。ラーメンズの「ゲームの規則」(だっけ?)というコントが好きな人なら好きになると思う。

千川ちひろさんがPの元カノ設定のシリーズ。ギスギスと和解の緩急のつけかたがよくて適度に萌える。
Pちひが好きなのですが、Pちひの中でも特にこの2作が好きです。
他の登場人物はProject:Kroneの面々で、ちひろさん以外もいい感じ。

世話焼きの神谷奈緒が北条加蓮などの面倒くさい連中と根気よく付き合ってアイドルにする話。
途中ふなっしーが出てきて「何の話だ?」と思わされるけど面白い。
北条加蓮が面倒くさい女な設定のSSは好き。

面倒くさい渋谷凛の話。面倒くさい渋谷凛は面倒くさい北条加蓮ほど好きではない(本当に?)が、これは笑えた。

アイドルになったばかりの橘ありすと先輩アイドルの双葉杏が仲良くなる話。
Twitterなどでたびたび言っていることだけど、双葉杏さんと年下の子の組み合わせは、二葉さんの子供っぽさと大人びた部分が両方表現されるので、とてもよい。

上で紹介した橘さんと鷺沢さんがゲームをするSSと同作者。
これも橘ありすと双葉杏の話だけど、先ほどのシリーズが心温まるものだったのに対してこちらは性的な話。
前半で性愛関係になった橘ありすと双葉杏(直接的な描写なし)が、「それから」でポリアモリーサークルを構築し始める話(直接的な描写あり)。
私はカプカプとよく言っているけど、本質的には人と人との関係のあり様が好きなだけなので、それが2人の人間である必要はない(いかなる数でも良い)と常々思っている。
こういった可能性を語る二次創作がもっとたくさんあればと思うのです。
先に紹介したゲームのSSで行われていたのはゲームのルールをめぐるゲームだったけれど、先のSSと「一日の出来事のそれから」とは、後者がポリアモリーを当然とする橘ありすと、ポリアモリーを不誠実と見る双葉杏の間での性愛というゲームのルールをめぐるゲームであるという点で通じているのかもしれない。

リロードガールズ」シリーズ 完結済み
全12話からなる、アイドル渋谷凛と橘ありすの恋愛の話。
確か以前の記事でも感想を書いたはず。
トライアドプリムスとして活躍中の渋谷凛は、神谷奈緒と北条加蓮が付き合っていたことを知って2人との関係に不調をきたす。その最中に出会った橘ありすと次第に心を近づけていく、という内容。
2人の恋愛の話と、アイドルとしての話が絡み合って、アイドルマスターの恋愛もの二次創作として優れていると感じる。
視点人物は橘ありす・渋谷凛の二者だけど、周囲の神谷・北条や結城晴、佐々木千枝などとのぶつかり合いが巧みに描かれていて盛り上がる。
小学生の橘ありすと高校生の渋谷凛が付き合うのはヤバイなと思うけれど、よく考えてみるとふたりは12歳と15歳で、年齢差で言うと3つしか違わないわけだから、それほどおかしいことではないのかも??? と読むたびに思わせられる。萌える設定。
あと悪役(!)として登場する佐々木千枝さんがエロくてヤバイです。

Pが完全に気が狂った言動を繰り替えすことで事務所がパニックに陥るコメディ(?)
終始テンション高くて面白い。

安部菜々さん以外の事務所の全員が本物の「ウサミン星人」で、一人だけ地球人の安部さんが冷や汗をかくSS。
正体を隠そうと適当に話を合わせたらウサミン星の王族と誤解されて騒動になる。

765プロのPが相貌失認の話。
会話で名前が出るまで誰が誰かわからないのがあるある感。

346プロ(?)のPが後天的な相貌失認っぽい話。

依田芳乃さん長編SS。依田芳乃さんをスカウトする話。

タブレットをなくした瞬間からヘロヘロになった橘ありすに森久保とユニットを組ませる話。

白菊ほたるの不幸のせいでよだれや鼻水やおしっこをかけられるけどまったく不幸ではないPの話。またおしっこSSかよ。

性知識がないちひろさんがPの子どもを身ごもったと勘違いする話。

事務所にライブカメラが設置されてアイドルの日常風景が配信される話。
(ところでこのSS、前はアイマスSSまとめサイト 456Pにもまとめられていたんですが、何故か記事がなくなっていました。)

椎名法子と財前時子のR-18SS。

千川ちひろさんがPから「恋人料金」を徴収している場面を渋谷凛が目撃してしまう話。

トラプリがPとちひろさんの仲の悪さについて話し合うSS。

池袋晶葉の発明で事務所のみんなが何らかの能力に目覚めるSS。

予知能力のあるPの話。
これも前に感想を書いた。

モバマスおしっこSS博士として言わなければなりませんが、作中でちひろさんが失禁したことが示唆されています。

Pのおいろけビームで事務所の面々が次々セクシーなことになっていくが、未央だけなかなかおいろけビームを食らうことができない話。

催眠術をかけられたPが島村さんや本田さんの魅力を聞かれて「ドスケベボディです」と答える話。

Pがアイドルたちのあだ名を考えてきたが全部「みーちゃん」だった話。

Pがうんこを我慢しているのに、なかなか行かせてもらえない話。

池袋晶葉がよく分からない物を作る話。

タイムトラベルものSF。佐城雪美を死の運命から救うためにPが何度も時をさかのぼってやり直す。

藤子・F・不二雄パロ。
無人島に漂着した島村卯月が老婆に助けられて生き延びる話。

安斎都が11年前に行方不明となった赤城みりあの遺体を、みりあの妹と協力して探す話。

765プロのPがやよいを泥棒扱いしたり、あずささんにAV出演を強要するなどの「ドッキリ」を仕掛けて嫌われるひどい話。

池袋晶葉の作ったコピーロボットと池袋晶葉が入れ替わるホラーSF。

二次創作で便利な舞台装置扱いされがちな池袋晶葉ちゃんが反旗を翻し、SSの主役として助手とイチャイチャしようとする話。短い。

劇場921話で島村卯月や小日向美穂がPにベタベタ甘えてると勘違いした五十嵐響子が、Pにめちゃくちゃに甘えはじめて妹っぽくなってしまう話。かわいい。

金欠のPの私物がちひろさんの悪事でアイドルに高額で売りさばかれて騒動になる話。
これ系のP←ドルのなかでは綺麗に(?)終わっている方。
杏ちゃんと芳乃がいい子でよかった。

ループもののタイムトラベルSF(?)。Pと鷹富士茄子さんと依田芳乃さん。

何度怒られてもおイタをしてしまって怒られて泣きわめく一ノ瀬志希の概念。ある意味ループもの。

怪しい(超かっこいい)武術の伝承者であるPが中野有香と手合わせをしたり特訓をつけたり暴力団と戦ったりする(超かっこいい)話。超かっこいい。

Pを守るために左手を機械化している佐久間まゆの話。

Pがアイドルを安いチェーン店に連れて行って悩みを解決するシリーズ。Pの食事描写がとっちらかってると評判。
水瀬伊織たちが765で労働組合を結成して待遇改善を求める話。

961プロに移籍した天海春香さんがアイドルとしてがんばりながら黒井社長と心を通わせる話。

黒井社長がやよいの家で夕飯をごちそうになったりする話。

池袋晶葉がアイドルアンドロイドを開発するが、部品の付け忘れのせいで面倒くさがりの双葉杏になってしまう話。

セイバーが鼻からエクスカリバーを出して真名解放する宴会芸で衛宮切嗣の気を引こうとする話。ワロタ。

アニメのシンデレラプロジェクト設定でアイドルたちがとりとめもなくだべったりするシリーズ。同作者のSSは数があって、たぶん他のやつも同軸設定。大人組が会話するやつも好き。

涼宮ハルヒが餅を喉につまらせるが、SOS団の人間が「どうしたハルヒ!?」「これは……ひょっとしたら涼宮さんはモチを喉につまらせたのかもしれませんね」「そうなのかハルヒ!?」「かはっ、けひっ……」「クソっ、さっぱりわからん!!」と進まない会話を繰り返してなかなか助けないSS。
TwitterのフォロイーにこのハルヒSSが好きすぎる人がいて数ヶ月に一度貼っているのでそのたびに読んでしまう。

220万円の中野梓等身大フィギュアの時事ネタSS。ギャグSSかと思ったらめちゃくちゃ寂しくなる話だった。何かが過ぎ去ったという感覚を、完全に過ぎ去ってから長い時が経った後に得たという実感。

forgiveness」シリーズ 完結済み
「高貴」な櫻井桃華がごく当たり前の「子ども」として消費されることに苦悩するPが、桃華を「助ける」ために、従来のイメージを覆す退廃的な写真集を企画する話。
作中にも引用されている櫻井桃華の「アナタ…わたくしを見る目つきが普通の人のソレと違ってよ。…ウフ。いったいナニを考えていらしたの?教えて下さる?」という台詞の解釈でもある。
(今この作品の全部をしっかり読み返すのはとてもつらくできていないので、作品に沿って適切なことを言える自信がないけれど、)年齢として子どもである人間を、「子ども」として扱うことには確かに暴力がある。その一方で、その子どもを「大人」扱いすることにもやはり暴力がある。ということについて、子どもである誰かと真剣に向き合おうとするとき苦悩せざるを得なくなるのかも。(ではどうするかと言えば、その人を「人間」として扱う以外にないと思うけれど。)
ところで私は公式の櫻井桃華さんの描き方としては、『アイドルマスターシンデレラガールズU149』の櫻井桃華さんが一番好きです。

埼玉P」シリーズ
二大好きなモバマスSSシリーズその一。Pが超人だったり芳乃やこずえちゃんや茄子さんがはっきりと神的な存在だったり島村卯月がバーサーカーだったりする狂った世界のほのぼのとしたコメディ連作。
仮面ライダーを始めとした特撮や漫画のパロネタ、グルメネタ、埼玉県のローカルネタが多い。
現在100作近く投下されていて数が多すぎるので、とりあえず思いついた好きなやつのリンクを載せる。
依田芳乃を一番かわいく書く人はこの作者だ。

こひなたぬき」シリーズ
二大好きなモバマスSSシリーズその二。小日向美穂さんが化け狸だったり、小早川紗枝さんが狐だったり、鷹富士茄子さんが神様だったりするほんわかとした和風ファンタジーな連作SS。
私は連作で少しずつ世界を広げていく、という作法に弱くて、それだけで点数を甘くしてしまうのだけど、このシリーズはそういった作品の中でも特に世界を大事にして作っているように思えて好ましい。
このシリーズのよさは、お話が面白いとか、キャラの設定が楽しいとかいろいろあるけれど、狸の小日向美穂さんがかわいいというところがやはりいちばん。
「こひなたぬき」でPに正体を隠している小日向美穂さんが、眼の前で狸の姿に戻ってしまうシーンとか、「小早川のお狐さん」で小早川紗枝さんが塩見周子さんを化かすシーンとか、決めシーンの描き方もよい。
主要なSSを選んでリンクを載せたけど、こちらは現時点で全10作なので、「こひなたぬき」から順番にすべて読むべきかもしれない。


絞ったつもりだったけれど想定外に数が膨らんでしまった。SS大好き人間なので。
SS(特に私の好きな2ch形式のSS)は良いところばかりではなく、むしろ、ときにくだらなかったり、チープだったり、非倫理的だったり、差別的だったり、破綻していたりするけれど、そういったところも含めて私は好きです。
優れたSSを読みたいと思う一方で、チープなもの、非倫理的なもの、めちゃくちゃなものもまた、インターネットのどこかでこれからも書き継がれて、私がそれを読むことが読み続けることができればと思います。

2018年3月8日木曜日

MacでGoogle 日本語入力が使えなくなったのでOSを更新したら直ったメモと、Karabiner-Elements 11.6.0の英数・かなキー設定方法

MacでGoogle 日本語入力が急に使えなくなったが、どうにか復旧できたのでそのメモ。

・要点
Google 日本語入力が使えなくなった。
再起動も再インストールも試したけどだめだった。
OSをYosemiteから最新のHigh Sierra (10.13.3) にアップデートしたら直った。
古いKarabinerが使えなくなったので、Karabinerも最新版(11.6.0)にして再設定した。


・原因と症状、バージョン。
原因は不明。
情況としては、Macを使用中に何らかのエラーメッセージ(覚えていない)が出たので再起動をしたら、再起動し終えた時点で既に使えなくなっていた。

具体的な症状は、Google 日本語入力がキーボードからの英数・記号などの入力をまったく受けつけないというもの。
英数モード・かなモードにかかわらず同様の状態。
ソフトウェアキーボードにも無反応なので、キーボードの物理的な不具合ではない。Google 日本語入力を無効化してMac OS標準のIMEに切り替えると普通に入力可能。

最初に使えなくなった段階でのGoogle 日本語入力のバージョンは不明だが、多分最新版だったのではないかと思う。
OSはYosemite(細かなバージョンは不明)。


・やったこと。
1.Google 日本語入力のアンインストール後に再度インストール(効果がなかった)
不具合が起きたときのルーティンとしてOSの再起動を試してみたがだめだったので、Google 日本語入力自体をインストールし直すことにした。
ユーザ辞書の設定だけエクスポートしてから、Google 日本語入力をアプリケーションフォルダの中の"UninstallGoogleJapaneseInput.app"でアンインストール。その後、最新版をダウンロードし再インストール。
しかしやはり文字入力に反応せず。
時折、以下の「変換エンジンプログラムの起動に失敗しました。」のエラーメッセージが表示される。


ここで気づいたが、Google 日本語入力のメニュー(「環境設定」や「単語登録」「手書き文字入力」など)自体がまったく表示されず、アクセスできなくなっていた。
環境設定をいじればどうにかなるかもしれないと思って、"ConfigDialog.app"の起動を試みたところ、以下の「設定の取得に失敗しました。」というエラーが出た。


環境設定のアプリケーション自体は開くことができるが、設定を変更して上書きすることができない。

原因はGoogle 日本語入力の設定ファイルが壊れたことか?と考え、そのファイルを削除すればどうにかなるのではないかと思っていろいろやった(アプリケーション内のGoogle 日本語入力フォルダを直接削除するなど)けれど無駄に終わった。


2.OSの最新化(これで解決した)
行き詰まったのでダメ元でOSを更新してみることにした。
(Yosemiteの最終盤が2015年なので3年ほど更新していなかったらしい。)

App Storeのアップデート欄からHigh Sierraへのアップデートを選択。
ダウンロードされたインストーラを開始したが、インストール作業に数時間かかった(途中で寝たので正確に何時間かかったかはわからない)。
インストール終了後に再起動。この作業にも30分ほど時間を要した。

OSアップデートの完了後にGoogle 日本語入力をインストールすると、入力の不具合が解消していた。
メニューもきちんと表示され、環境設定その他にも問題なくアクセスできる。

不具合発生時は「再変換」から「Google日本語入力について」までがなくなっていた

よくわからないけど直ってよかった。
ちなみにユーザ辞書は以前のものが引き継がれていた。ファイルがどこかに残っていてそれを自動で引き継いだのか、それともエクスポートしたファイルを見つけて自動でインポートしてくれたのか、わからない。
何もわからない。


・オマケ:Karabinerの設定
Karabiner 11.6.0でのcommandキーの英数・かなキーの振り分け方法のメモ。

USキーボードの左右のcommand(⌘)キーをそれぞれ英数キーとかなキーに切り替えることができるKarabinerというソフトを使っていたが、こちらも長らくアップデートしていなかったので、High Sierraへの更新と同時に使えなくなった。バージョンは10(…)だった。
最新の11.6.0はHigh Sierraに対応していたので、古いKarabinerを削除して最新版をインストールしたところ、設定(Preferences)の様子が以前のバージョンと変わっていて戸惑った。
ネット上にはKarabinerでcommandキーを英数・かなに割り当てる方法を紹介する記事が複数あるが、古いバージョンを前提にしたものが多いと思うので、最新版でのやり方を書いておく。

Preferences > Complex Modifications > Rulesから、Add Rulesをクリック。
以前のバージョン(10以前?)では設定のセットが最初から揃っていたが、11.6.0はブラウザを介してネット上から必要な設定をダウンロードすることになっている(らしい)。

Import more rules from the Internet (open a web browser)ボタンをクリックするとWebブラウザが起動してKarabiner-Elements complex_modifications rulesのページが開くので、そこから「International (Language Specific)」欄の「For Japanese(日本語環境向けの設定)」を選んでImportをクリック。(Japaneseでページ内検索すれば早い)

ダイアログが出るので「Karabiner-Elements.appを開く」を選択。


上の画面になったら「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。(…)」をEnableに。
これで完了。

2018年3月4日日曜日

Princess Be Ambitious!!

アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージと並行して、アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズというゲームもプレイしている。
ゲーム内の音楽(MV)で今ハマっているのがこれ。



かわいい。曲調がポップでかっこいいし、参加メンバーに好きなアイドルが多い(好きなアイドル以外は嫌いなアイドルというわけではなくて、まだ名前と顔以上のことをよく知らない)。特に徳川まつりさんの「早く迎えに来てどこなの?王子様」が強い(「強い」は「迫力がある」「雄々しい」「よい」「力強い」「他を寄せ付けない」のようなニュアンスをもつスラング)。春日未来さんのドヤ顔もイカすし。ダンスもたのしい。全員「攻め」という感じがして好ましい。
歌詞として見ると、ジェンダーの押し出しが気に食わないのだけど、曲とあいまって一曲の世界観としてはよい感じだと思う。
「早く迎えに来てどこなの?王子様」とはなにごとだ、それがPrincessがAmbitiousになるということなのか?「女の子」にももっと主体的なあり方があってしかるべき(あるいはすべからく主体的に生きるべき)ではないか? という感情も曲を聴くたびにわくけれど、それにしても、徳川まつりさんが「早く迎えに来て」と歌うなら、四の五の言わずに早く迎えに行って跪くべきなんじゃないかという気もする(いつの間に私が王子様になったのか?/従僕としてでいいから側に仕えたい)。

徳川まつりさん

2018年3月2日金曜日

3月2日の日記:フェス限渋谷凛を天井でスカウトした日

バナナオーレアイスというものを食べたのですが、牛乳の味がしておいしかったです。

昨年からずっとアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージでフェス限定の渋谷凛さんをスカウトするために、スタージュエルを貯めていたのだけど、とうとう確実にスカウトできる300回分のガシャができるまでになったので、午前中にまとめてガシャを引いた。さすがに300回分は時間がかかって、ガシャを引くだけで1時間以上かかった(途中でスクリーンショットを撮ったり、Twitterに投稿していたせいもあるけれど)。
ガシャを引くのはめちゃくちゃ楽しかった。

スカウトの渋谷凛さんと既に持っていた神崎蘭子さんも含めて、300回で15枚のSSレアが出た。
中野有香、三好紗南、クラリス、フェス限塩見周子、フェス限一ノ瀬志希x2、恒常前川みく、西園寺琴歌、相葉夕美、ライラ、フェス限城ヶ崎美嘉、宮本フレデリカ、早坂美玲の順。敬称略。
今までこのゲームで育成用の素材に困ったことはないけれど、さすがに一度にSSレアがこれだけ増えると困る。まだ全部のSSレアを特訓できていないし、親愛度MAXにもできていない。
特に特技レベルアップのトレーナーが足りていないので、次に手に入れられる機会があったらたくさん集めようと思う。
とても楽しい。

渋谷さん

担当アイドルだけを集めたユニット

Happy New Yeah!

夕方頃にアイドルマスターシンデレラガールズのアニメ第16話から第18話までを視聴。
ウサミン回、とときら回、あんきらんきんぐ回。
この辺りの回はいつ見てもグッとなる。
たしかジッドがコレットの『シェリ』について「軟弱なところがひとつもない」と褒めているのだけど、その意味はよくわからないけれど、なんとなくいい表現なので私も真似して色々なものについて「軟弱なところがない」という褒め方をする。
アイドルマスターシンデレラガールズ、とくにこの前後の数話はまさしくこの「軟弱なところがない」という言葉を捧げたくなる。

夕食後にマツコの知らない世界の「間借りカレー」の回を観た。おもしろかったし、美味しそうだった。