2026年6月9日火曜日

大ゴッホ展、米国と日本、誤字、PS5のコントローラー

上野の森美術館の「大ゴッホ展」を観に行った。初期の習作など見たことがない雰囲気の作品が多数あって興味深かった。花瓶の花の絵が、赤が綺麗で気に入った。

上野の美術館は、上野恩賜公園内の美術館のなかでも小さい建物なので、今回のような人気の展覧会だと、あまり鑑賞体験がよくない。事前に購入したオンラインチケットで日時を予約していたが、当日は屋外でそれなりの時間並ぶことになった。鑑賞後のミュージアムショップは入り口が別で、そちらも屋外で40分待ちだった。
展示室内もそこそこ混んでいたが、その点は人気のある画家の特別展としては普通くらいだった。ただ、目玉の「夜のカフェテラス」は特別な列に並んで観ることになっていて、その列が動線を妨げていた。なんとなくばかばかしかったので、列は無視して会場をあとにした。
さらば上野公園。高低差がやたらある土地よ。

ところで、ここ最近展覧会を観ていて気づいたことだが、印象派前後の画家は裕福な家の生まれの人間が多い。当たり前かもしれない。
珍しく労働者階級出身の画家がいると思ったら、年表に「宝くじに当選」と書いてあって笑ってしまった。パトロンなき時代に立派な画家になるにはとにもかくにも金が必要ということ。

///

日本の現在の政治状況についてのヒントを得るために、米民主党の支持率低下とトランプの台頭について分析した『アメリカ民主党失敗の本質』という本を半分くらい読んだが、日本とアメリカとではあらゆることが違いすぎて、ここに書いてあることをただちに日本に当てはめることはできないなと思った。当たり前といえば当たり前だけど。
たとえば、民主党とウォール街との結びつきが有権者の失望をもたらしたとか、自由貿易推進によってもたらされた産業の空洞化によって伝統的に民主党支持層だった白人労働者が離れていったとか。あるいは銃規制の是非とか、リプロダクティブ・ライツをめぐる議論とか。米国の政治、歴史、社会状況は、米国に特有のもので、他の国とはまったく違う。もちろん日本は日本で、他の国とはまったく違う困難を抱えている。当たり前といえば当たり前だけど。

///

電子書籍を読んでいると、誤字や脱字に頻繁にであう。体感では紙書籍より多い。
直接的な原因は、紙の書籍からOCRで読み込んで校正をしていないとか、文字コードの問題とか、そんなところだろうけど、より深いところに、予算不足がある気がする。

具体例。最近、新旧の文語訳聖書を電子書籍で購入した。各巻99円という驚きの安価。これがなかなか誤植が多い。
いちばんひどいのが、「出エジプト記」本文で「ヱホバ」が1回だけ「ヱキバ」と表記されていた。不審だったのでそういう言葉があるのかと思って調べてみたけど、ないらしい。ないはず。
100円未満の本に文句を言うのはよくないかもしれないけど、他の本はともかく聖書に誤りがあるのは具合が悪い。日本聖書協会さん、どうにかなりませんか。

それから、ペンギンブックスの電子版も買ったのだけど、これも目立つ誤りがあった。
ホレス・ウォルポールの作品集を読んでいたところ、「オトラント城」の冒頭に"Tranflated by WILLIAM MARCHAL, Gent."とあった。たぶん"Tranſlated by"の転写ミスだろう(小文字の「f」と「ſ = 長いs」の違い)。
誤字とわかりやすい語は実害がないが、まったく別の単語になってしまっていたりしたら気付けないかも。

文句を言ってるようだけど、でも正直誤字を探すのを楽しんでいる面もあるかもしれない。どうしてそのような間違いが発生したのかわからない例もあって、そういうのを見つけるのは楽しい。

///

PS5のコントローラーが壊れたので、楽天のセールを利用して新品を購入した。プレイが快適になった。そのおかげか、「みんな大好き塊魂」のF1のコースで新記録を達成できた。
充電も長持ちするようになった気がする。
PS5本体を買ったのがもう5年以上前で、それ以来ずっと同じコントローラーを使い続けてきた。長持ちしたほう。

新しいコントローラーでFFTを進めている。今はまだ第2章。
このゲームは過去に2回はクリアしたことがあるはずなのだけど、意外とストーリーを覚えていないことがわかった。最初にクリアしたのはたしか小学生の頃だったので、覚えていないというより、そもそも何も理解していなかったのかも。
もともとガフガリオンが好きだったけど、進めるほどどんどん好きになる。死なないでほしい。

2026年6月3日水曜日

日記

毎日昼寝している。ねむいから。夜ふかししなくてもすむ生活になりたい。そう思いつつ、『天才料理少年味の助』を深夜まで読んでしまったりしている。

ふだん聴く音楽が「P丸様。」か「結束バンド」のアルバムに固定されている。なにか新しい音楽を開拓したい。ハンバートハンバートとか。

4月以降、週1くらいのペースで図書館通いを続けている。もともと関心のあったジャンルだけではなく、たまたま特集コーナーにおいてあった本とか、新着本から借りて読むのもおもしろい。
返却期限を意識するから、積極的に時間をつくって読もうという気になる点もいい。部屋に積読している本も、あえて図書館から借りてみようかなとも考えている。

2026年5月30日土曜日

日記以前の断片

日記以前の断片。

まじかる☆プリンセスの裏ダンジョンをクリアした。3周目でのクリア。今回はショコラさんとのエンディングが見たかったけど、裏ダンジョンをクリアしちゃうとそっちのルートにいけなくなるっぽかったので、4周目に持ち越し。

FFTをぼちぼち進めている。竜騎士になれた。エンハンスドモードでは行動順が表示されていることに最近気がついた。魔法やチャージを使うときに便利。

ジョルジュ・ルオー展を観に行った。厚塗りだった。キリストの白衣が特に。
あと、「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち」という展覧会も観に行った。跳ね橋だった。

先日、Xで文学の古典(canon)が話題になっていた。最近ちょうど古典に興味をもちはじめたので、あれこれツイートや記事を読んだ(けど内容は全部忘れた)。
古典を集中的に読んで、その中から100冊とか200冊とかを選ぶという作業をしてみたい。

長年ひいきにしていたレストランが近々閉店するらしい。とても悲しい。ここしばらくの間に、利用している店がいくつかなくなってしまった。不景気を感じる。

2026年5月11日月曜日

「まじかる☆プリンセス」をクリアした

娘育成シミュレーションゲーム(という触れ込みで販売されている)「まじかる☆プリンセス」をクリアした。

「まじかる☆プリンセス」のスクリーンショット。幼い娘が両手を上げている。画面下の台詞ウィンドウに「アリス」という名前と「ぎゅーしてから寝る!」という台詞が表示されている。

とてもおもしろいゲームだった。
10時間弱でトゥルーエンディングまで観終えて、今は未攻略のパートナーと、裏ダンジョンの攻略が目標。

前回の記事で書いたけど、これは育成シミュレーションではないなと思った。
ごく一部に「父親」目線で娘に対する会話を選択する場面があるけど、基本的にはプレイヤーは「娘」の視点で、自ら学校に通って授業を選択したり、放課後に女の子や男の子とデートしたり、夜ふかしして路地裏で賭博やストリートファイトに勤しんだりするゲーム。
授業や訓練を選択してパラメーターを上げていくという意味では「育成」シミュレーションだけど、ゲームの主体が「娘」の視点で進んでいく以上、プレイヤーは娘を育てる「父親」とイコールというより、むしろ「娘」=プレイヤーじゃない?
そういうわけで、3周目からは「娘」の名前を「えすに」にした。

「まじかる☆プリンセス」のスクリーンショット。画面左に制服を着た金髪の少女、右側にゆったりとした服を着たおさげの少女。画面真ん中にカットインで、右側のおさげの子がコッペパンを食べるイラストが挿入されている。左側の少女から右側の少女への台詞「わたしはえすにっていうの。この子はクロ! あなたは?」

上の画面右の子はいちばん気に入ってるパートナーキャラのクロワさん。
このゲームは学校や街で出会うさまざまなキャラクターと仲良くなって「おしゃべり」や「デート」をするのがかなり大きな比重を占める。
恋愛関係になってエンディングを迎えることもできます。やったね。

「まじかる☆プリンセス」のスクリーンショット。画面真ん中にカットインで、おさげの少女クロワが金髪の少女に抱きつくイラストが表示されている。
スクリーンショット。画面真ん中でおさげ少女クロワが頷く仕草をしている。主人公の心の中の台詞「食べながら「こくん」ってうなずくクロワさん、かわいいな〜」

かわいい。
各キャラクターの好感度を上げていくと、さまざまなイベントを観られるだけではなく、戦闘にも味方キャラとして参戦してくれるようになる。そのためシナリオクリアのためにも良好な関係を構築することが欠かせない。
主人公の行動可能回数が限られる中で、キャラクターとの仲を深める行動と主人公自身を強くする行動が二者択一にはなっているけど、どちらを選んでも最終的にゲーム進行の役に立つ点はうれしい。
もっとも全キャラと好感度マックスを目指そうとすると多分キャラ育成がおろそかになりすぎるので良いエンディングが目指せなくはなりそう。そこは周回でカバー。

「まじかる☆プリンセス」のスクリーンショット。銀髪の少女ロールが戸惑った表情で「あなたと会うのは3回目な気がする……。」と発言。

攻略対象も多いし、エンディングも「50種類以上」とのことなので周回プレイが前提。
こちらはロールさん。3番目くらいに攻略したい子なんだけど、なぜか攻略対象にできない。これは重大なバグだと思う。
あともう1人かわいいのが黒ずくめの暗殺者ハシス。

スクリーンショット。画面左側にスポーティーな格好の主人公。右側に黒ずくめの青年ハシス。主人公の台詞「ハシスは恋をしたことあるの?」

ハシスは好感度最大まで上げて重要なイベントも見たんだけど、その後主人公の前から姿を消してしまって再会することができなかった。エンディングを見るのに好感度以外の条件があるのかもしれない。

育成パートでは「筋力」や「信仰」などのパラメーターを育てていくのだけど、ゲーム中には各パラメーターの詳細説明がなくて、いまいちその効果がわからずに雰囲気で育てていた。
クリア後に気づいたけど、メーカーがSteamコミュニティで攻略ガイドを出していて、そこに各パラメーターの意味が載っていた。他にもゲームの流れなどの基本的な攻略情報があるので、プレイ前にざっと読んでおくと吉。先に知っていれば色々助かった。

これもクリア後に知ったことだけど、このゲームには実は前作?原作?があったらしい。元はビデオゲームではなく、物理媒体のボードゲームのシリーズとのこと。メーカー自体がボードゲームの会社だった。
プレイ中、キャラクターがゲーム本編にはあまりかかわりのない不思議なお話をしてくれることが多いなと思ったら、それがどうやら前作のネタらしい。

スクリーンショット。クロワが泥棒のような格好をして金庫を盗んでいる。台詞「鍵開けが得意だから……。お店の金庫から資金調達……。」

スクリーンショット。銀髪の少女ロールが頬を膨らませて「……パン屋のアルバイトにだけは気をつけてね!」と発言。

前作のなんとなくの雰囲気は、公式SNSアカウントが4年前に連載していた『まんが版 まじかる☆ベーカリー 100日後に辞めるパン屋のバイト』という漫画を読んでおおよそつかめた気がする。漫画もゲームも、キャラクターたちに遵法意識はないです。

総合して満足なゲームだった。これからも完全クリアめざしてがんばります。

スクリーンショット。軍服をまとった主人公が満面の笑みで「うん! 今ね、休み時間にゲンデロマンテするのが流行ってるんだよ!」と言っている。


2026年5月7日木曜日

ゴールデンウィークの映画とデモとゲーム

ゴールデンウィークのこと。

映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』を観た。
悪党のなかの善性のようなものを描かれるのに弱いのを自覚。劇中で最も魅力的な人物がクッパだった。

憲法記念日に護憲のデモに行った。
プラカードは有志が作成した無料素材を配布しているサイトがあったので、そちらを印刷して用いた。思っていたよりも参加者も通行人も多くて驚いた。
書店で小泉八雲の評伝を買って、天丼を食べて帰った。

ゲーム。
前々からほしかった「ファイナルファンタジータクティクス」のリメイク版を購入。エンハンスド版でプレイ。UIは不満点もないではないけど、おおむねいい感じ。台詞の加筆修正箇所が結構あるらしいけど、オリジナル版を遊んだのもかなり昔だし、ほとんどわからずにプレイしている。

「まじかる☆プリンセス」も買った。発売前から気になっていた。
育成シミュレーションものだと思って購入したけど、実際に遊んでみると育成要素はあまり感じなかった。
むしろヒロインが一部のサブキャラクターとおしゃべりをしたり、デートをしたりできる要素にはまった。同性とも異性とも恋愛可能。

あとSwitchで「スーパーマリオギャラクシー」も遊び始めた。星の王子さまみたいな小さな星の上でのアクションが楽しい。

2026年4月26日日曜日

ノーゲーム・ノーライフ13、ファイナルファンタジータクティクス

『ノーゲーム・ノーライフ』の第13巻を読み終わった。魔王編完結。おもしろかった。勇者と魔王モチーフでドラクエかと思いきやエルデンリングだったみたいな巻でした。
新キャラの一角ウサ耳ギャルがいい感じ(厳密には第12巻からの登場)。古語文語を散りばめたギャル語で喋る狂い火キャラ(本当に狂い火って単語が出てくる)。
当該キャラの台詞で、「蓋し」に「ふたし」とルビが振られてて、最初は誤字っぽいなと思ったけど、キャラ的にあえてやってる気もする。

ファイナルファンタジータクティクスのリメイク版のプレイを始めた。
アルガスを救出するステージまでやって、シナリオを進めずにEXPとJP集めに勤しんでる。とても楽しい。
操作性やUIについては不満点がないわけではないけど、なかなか良い感触ではないかと思う。いちばんの不満点→初期設定でボイス音量をゼロにしたら、戦闘中の死亡ボイスまでなくなっちゃった。シナリオのボイスはないけど、断末魔は再生したいという微妙な需要。
ガフガリオンが好きだから、ガフガリオンが仲間になるみたいな改変要素があったらうれしいなと思ったけど、そういうリメイクではないらしい。

2026年4月24日金曜日

東博、Duolingo、ゲーム

東博で若冲の複製画を観てきた。『動植綵絵』の魚の絵、虫の絵など。平日だったので人も少なくて存分に観ることができた。
他に博物館のコレクション展も楽しんで、ミュージアムショップでブックカバーとしおりを買って、キッチンカーのケバブを食べた。

上野駅の本屋でブッツァーティの『タタール人の砂漠』とバルガス=リョサの『世界週末戦争』を買った。見かけたときに欲しい本は買う。

最近、Duolingo(語学アプリ)の英語学習を、日本語で英語を勉強するコースから、英語で英語を勉強するIntermediate Englishのコースに切り替えた。前のコースでも学習効果は実感できていたんだけど、なんとなく日本語が変だったし、和訳問題などで時間を浪費している感があったから。新しいコースは今のところいい感じ。

PCからSteamを削除してスレイザスパイア2を生活から遠ざけたおかげで寝不足が解消しつつある。
それでもあいかわらずPS5でスレイザスパイアは続けている。これもいいかげんにしたいので、スレイザスパイアをやめるために、なにか新しいゲームを買おうと思って、ファイナルファンタジータクティクス(セール中)とプラグマタ(先日新発売)の2作品で悩んでいる。
プラグマタは面白そうだけど、私はゲームが下手なので買ってもぜんぜんプレイできないかも。FFTは私でもプレイできるゲームだけど、PS版を何回かクリアしているので目新しさはないかも。
どうしようかな。そもそも、少し前の日記では、ゲームはしばらくお休みして読書をしようと書いていた記憶がある。