・アニメを観た
TVアニメを数カ月間観ていなかったが、最近再び視聴をはじめた。『アイカツオンパレード!』『ありふれた職業で世界最強』『まちカドまぞく』の3作品。
『まちカドまぞく』が特に気に入って、1週間で2周した。
・インターネット回線の悩み
自宅の固定回線が不調で低速になっている。
モバイル用のWiFiルータをレンタルして、固定回線のかわりにできないかと考えた。しかし通信制限の3GB/日が問題。モバイルルータ試用初日、1時間あまりで通信制限を上回ってしまった。
やむなく光回線の導入を検討しているが、煩雑な料金体系のことを思うと気が重い。
・健康のこと
今年は運動不足から体調不良が続いた。
そこで9月からスマートフォンのアプリを使って、日々の運動の管理をはじめた。歩数でいうと、1日あたり平均4000歩ほど上昇した。大した運動量ではないが、少しは効果が出ているようで、夏頃までひどく悩まされていた腰痛が解消している。体重も3キロほど減少。
・読書
今年は年間で100冊通読することを目標にした。
今日までに69冊を読んだ。今年の残り日数が15日間なので、どうやら目標達成はできそうもないが、いくらかなりとも積読が減ったのでよいとする。
今年新たに出会った本のなかでは、中村文則『遮光』と多和田葉子『ゴットハルト鉄道』、カエサルの『ガリア戦記』、カニエ・ナハ『用意された食卓』がよかった。
2019年12月17日火曜日
2019年10月9日水曜日
10月8日と9日の日記:ドラクエ、エロマンガ先生、世界ネコ歩き
10月8日。
午前も午後もドラゴンクエスト。グロッタの仮面武闘会をクリアして、ユグノア城址で慰霊の儀式とグレイグからの逃走。マルティナとロウが加入。
事前に読んだ二次創作などでなんとなくストーリーを把握しているつもりだったけれど、マルティナとロウの設定はまったく予想外だった。ロウのイベントシーンは少し泣けてしまった。
伏見つかさ『エロマンガ先生』の第2巻を読了。前巻で和泉マサムネ先生がエロマンガ先生に告白して、フラれた(と思い込んでいる)ところの続きから話が始まって、2人の夢である「妹小説」の出版を目指して奮闘する最中に和泉マサムネを敵視する千寿ムラマサと出会うという筋。山田エルフ先生がかわいい。
原作はアニメよりもエロマンガ先生以外のラブコメ要素もかなり多い。アニメ版では本筋がぶれないように、巧妙に山田エルフ大先生などの要素を少し弱めにしていたと思う。
同作者の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のあやせif上巻を読んで面白かったので、下巻を待ちきれず『エロマンガ先生』原作にも手を出してみたけれど、これは本当に面白い。とてもいいです。
10月9日。
録画したテレビ番組をあれこれ視聴していた。
阿部寛さん主演の「まだ結婚できない男」第1話。10年ほど前に放送していた前作が好きだった。今作もとてもおもしろくて、当時を懐かしみつつ大いに笑った。阿部寛さんはこういう真面目だけど変な人物の役が合っている。
他に、ダーウィンが来た!の多摩川のイタチの回と、タモリ倶楽部のドミノの回と芸人の回、世界ネコ歩きのドイツ・ロマンチック街道の回を視聴した。
ロマンチック街道は中世の趣を残した美しい景色だった。その名前は知っていたけれどどんな場所かは知らなかった。ドラゴンクエストの世界を連想したが、もちろん順番が逆だ(こういう場所を取材してドラクエの世界を作っているのだろう)。城の中に暮らしているりりしい猫が印象に残った。なんとなく宮崎アニメに登場する美少年に似ていた。
午前も午後もドラゴンクエスト。グロッタの仮面武闘会をクリアして、ユグノア城址で慰霊の儀式とグレイグからの逃走。マルティナとロウが加入。
事前に読んだ二次創作などでなんとなくストーリーを把握しているつもりだったけれど、マルティナとロウの設定はまったく予想外だった。ロウのイベントシーンは少し泣けてしまった。
伏見つかさ『エロマンガ先生』の第2巻を読了。前巻で和泉マサムネ先生がエロマンガ先生に告白して、フラれた(と思い込んでいる)ところの続きから話が始まって、2人の夢である「妹小説」の出版を目指して奮闘する最中に和泉マサムネを敵視する千寿ムラマサと出会うという筋。山田エルフ先生がかわいい。
原作はアニメよりもエロマンガ先生以外のラブコメ要素もかなり多い。アニメ版では本筋がぶれないように、巧妙に山田エルフ大先生などの要素を少し弱めにしていたと思う。
同作者の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のあやせif上巻を読んで面白かったので、下巻を待ちきれず『エロマンガ先生』原作にも手を出してみたけれど、これは本当に面白い。とてもいいです。
10月9日。
録画したテレビ番組をあれこれ視聴していた。
阿部寛さん主演の「まだ結婚できない男」第1話。10年ほど前に放送していた前作が好きだった。今作もとてもおもしろくて、当時を懐かしみつつ大いに笑った。阿部寛さんはこういう真面目だけど変な人物の役が合っている。
他に、ダーウィンが来た!の多摩川のイタチの回と、タモリ倶楽部のドミノの回と芸人の回、世界ネコ歩きのドイツ・ロマンチック街道の回を視聴した。
ロマンチック街道は中世の趣を残した美しい景色だった。その名前は知っていたけれどどんな場所かは知らなかった。ドラゴンクエストの世界を連想したが、もちろん順番が逆だ(こういう場所を取材してドラクエの世界を作っているのだろう)。城の中に暮らしているりりしい猫が印象に残った。なんとなく宮崎アニメに登場する美少年に似ていた。
2019年10月7日月曜日
10月7日の日記:ドラクエ11S、プリンセスコネクト!
すがすがしい秋の風が吹いていて、ほっとするような天気だった。10月はこうでなくてはいけない。
タピオカドリンクというものをまだ飲んだことがないので、せめて一度なりと飲みたい、飲みたいとながらく思いつつ、ずっと飲まないままでいる。あのつぶつぶのタピオカはきっと私の好きな食感だろうと思うのだろうけれど、いざ飲む(食べる?)となると、300〜600円ほどという値段におののいてしまう。おおよそケバブサンドが買える値段だし、どうせならケバブサンドが食べたい。今日もタピオカドリンク専門店を横目に見ながら、通りすぎてしまった。
ドラゴンクエスト11Sの攻略を進めている。現在はストーリー上は、ダーハルーネのイベントをクリアして船(シルビア号)で内海に出たところ。
ストーリーの進行を無視してソコティコという街に行って、そこでカジノを見つけたのでスロットで遊んだ。コインで交換できるレシピブックを入手すればベロニカをバニーガール姿にできると思ったのですが、どうやらベロニカはバニーガールにはできないらしいです。無念。
プレイする前はカミュとホメロスを楽しみにしていたのですが、今のところベロニカとセーニャの姉妹にはまっています。ベロニカは元気いっぱいでいつも楽しいし、セーニャは真面目そうでいておちゃめな感じがおもしろいです。ふたりともとてもかわいい。
カミュとホメロスといえば、ダーハルーネの街でカミュがホメロスに捕縛されていました。直前のホメロスの発言からすると、ひょっとしてホメロスはあるいは海の男コンテストに参加するつもりだったんでしょうか?
プリンセスコネクト!Re:Diveでは先日から開催されているリトルリリカルのハロウィンイベントをプレイ。ボックスガチャから入手したキョウカちゃんのメモリーピースを使って、念願のキョウカちゃん星5を達成して「へんたいふしんしゃさん」の称号を入手。限定のハロウィンキョウカちゃんもお迎えできたし、言うことなしです。
タピオカドリンクというものをまだ飲んだことがないので、せめて一度なりと飲みたい、飲みたいとながらく思いつつ、ずっと飲まないままでいる。あのつぶつぶのタピオカはきっと私の好きな食感だろうと思うのだろうけれど、いざ飲む(食べる?)となると、300〜600円ほどという値段におののいてしまう。おおよそケバブサンドが買える値段だし、どうせならケバブサンドが食べたい。今日もタピオカドリンク専門店を横目に見ながら、通りすぎてしまった。
ドラゴンクエスト11Sの攻略を進めている。現在はストーリー上は、ダーハルーネのイベントをクリアして船(シルビア号)で内海に出たところ。
ストーリーの進行を無視してソコティコという街に行って、そこでカジノを見つけたのでスロットで遊んだ。コインで交換できるレシピブックを入手すればベロニカをバニーガール姿にできると思ったのですが、どうやらベロニカはバニーガールにはできないらしいです。無念。
プレイする前はカミュとホメロスを楽しみにしていたのですが、今のところベロニカとセーニャの姉妹にはまっています。ベロニカは元気いっぱいでいつも楽しいし、セーニャは真面目そうでいておちゃめな感じがおもしろいです。ふたりともとてもかわいい。
カミュとホメロスといえば、ダーハルーネの街でカミュがホメロスに捕縛されていました。直前のホメロスの発言からすると、ひょっとしてホメロスはあるいは海の男コンテストに参加するつもりだったんでしょうか?
プリンセスコネクト!Re:Diveでは先日から開催されているリトルリリカルのハロウィンイベントをプレイ。ボックスガチャから入手したキョウカちゃんのメモリーピースを使って、念願のキョウカちゃん星5を達成して「へんたいふしんしゃさん」の称号を入手。限定のハロウィンキョウカちゃんもお迎えできたし、言うことなしです。
2019年8月17日土曜日
読んだ本、漫画:カニエ・ナハ『用意された食卓』、荒木飛呂彦『ジョジョリオン』第21巻
読んだ本、漫画の感想。
・カニエ・ナハ『用意された食卓』青土社、2016年
中原中也賞受賞の詩集。カニエ・ナハさんの名前を知ったのは暁方ミセイさんの詩集の装丁をしていたことから。それで興味をもってこの本を手にとった。
改行と余白の多い紙面で、言葉選びは清潔なのが印象に残った。
詩の読み方にはシーケンシャルな読み方と、非シーケンシャルな読み方がある。ある、というか、私自身がそういう2通りの読み方をしていると思う。
シーケンシャルな読み方は一篇の詩作品を頭から最後の行まで順番に読んでいく仕方。非シーケンシャルな読み方は、ひとつの行で立ち止まって同じ単語や連を何度も読んだり、前の行に戻ったり、そこから少し先の行にスキップしたり、その詩の本来の構成から比較的自由に読んでいくやり方。
カニエ・ナハさんのこの詩集は、前者のシーケンシャルな方法で読むととても気持ちが良い作品に溢れているなと私は感じた。たぶん氏の詩の言葉自体が先へ先へとぐんぐん進んでいく力を持っているということと、詩が細かいブロックの構造体になっておらず、一篇の詩全体が一個の「かたまり」になっている印象が強いからではないかと思う。だからどこかの部分を切り出してそこだけを味わうという仕方よりも、ひとつの詩の総体をたぶん一定の速度で、カセットテープを読み取るようにずーっと読んでいって、部分の解釈ではなく全体を「そういうもの」として受け取るやり方がしっくり来るのだろう。末尾の方に掲載されている「枷」という比較的長い作品について、とりわけそう感じた。
特に好きな作品は「島」と「剥製」。なぜだか、書かれている言葉が直接に指し示している以上の光景というか感覚のようなものが私のなかに呼び覚まされた。「島」はすごく短い作品なのに、とても広い世界を暗示している気がする。
・荒木飛呂彦『ジョジョリオン』第21巻、集英社、2019年
前巻から続く病院内の岩人間との戦闘が主な展開。今回は新しい謎の院長、明負悟が敵。傷を治すスタンド能力がないのに
第20巻で胎児を守るために自らロカカカの実を食べて自分の美と胎児の命とを「等価交換」した東方密葉が、今巻では長男つるぎの犯罪(暴力事件)の可能性に行き当たり、その後夫がロカカカの枝を手にしていることを知ってしまうところが緊張感があってよかった。
前巻を読んだときは、誰かのために自分を犠牲にする側の人間(ジョニィ、仗世文、密葉)/他人を犠牲にして愛する人を守る人間(花都)/欲望のために他人を犠牲にする岩人間がそれぞれ対立項になっていると思ったが、22巻以後の密葉が息子や夫との関係の中でどのように動くのか予想がつかなくて楽しみ。常敏のために他人の子供を犠牲にした花都のように、密葉もつるぎのために誰かを生贄に捧げるのか? 夫がロカカカの枝を手中にしていることを定助たちに伝えるのか否か? 「間違った場所」に足を踏み入れた夫と子どもについていくのか、引き止めるのか?
最後の最後に、初期のあのキャラが再登場したのも意表をつかれておもしろかった。
・カニエ・ナハ『用意された食卓』青土社、2016年
中原中也賞受賞の詩集。カニエ・ナハさんの名前を知ったのは暁方ミセイさんの詩集の装丁をしていたことから。それで興味をもってこの本を手にとった。
改行と余白の多い紙面で、言葉選びは清潔なのが印象に残った。
詩の読み方にはシーケンシャルな読み方と、非シーケンシャルな読み方がある。ある、というか、私自身がそういう2通りの読み方をしていると思う。
シーケンシャルな読み方は一篇の詩作品を頭から最後の行まで順番に読んでいく仕方。非シーケンシャルな読み方は、ひとつの行で立ち止まって同じ単語や連を何度も読んだり、前の行に戻ったり、そこから少し先の行にスキップしたり、その詩の本来の構成から比較的自由に読んでいくやり方。
カニエ・ナハさんのこの詩集は、前者のシーケンシャルな方法で読むととても気持ちが良い作品に溢れているなと私は感じた。たぶん氏の詩の言葉自体が先へ先へとぐんぐん進んでいく力を持っているということと、詩が細かいブロックの構造体になっておらず、一篇の詩全体が一個の「かたまり」になっている印象が強いからではないかと思う。だからどこかの部分を切り出してそこだけを味わうという仕方よりも、ひとつの詩の総体をたぶん一定の速度で、カセットテープを読み取るようにずーっと読んでいって、部分の解釈ではなく全体を「そういうもの」として受け取るやり方がしっくり来るのだろう。末尾の方に掲載されている「枷」という比較的長い作品について、とりわけそう感じた。
特に好きな作品は「島」と「剥製」。なぜだか、書かれている言葉が直接に指し示している以上の光景というか感覚のようなものが私のなかに呼び覚まされた。「島」はすごく短い作品なのに、とても広い世界を暗示している気がする。
・荒木飛呂彦『ジョジョリオン』第21巻、集英社、2019年
前巻から続く病院内の岩人間との戦闘が主な展開。今回は新しい謎の院長、明負悟が敵。傷を治すスタンド能力がないのに
第20巻で胎児を守るために自らロカカカの実を食べて自分の美と胎児の命とを「等価交換」した東方密葉が、今巻では長男つるぎの犯罪(暴力事件)の可能性に行き当たり、その後夫がロカカカの枝を手にしていることを知ってしまうところが緊張感があってよかった。
前巻を読んだときは、誰かのために自分を犠牲にする側の人間(ジョニィ、仗世文、密葉)/他人を犠牲にして愛する人を守る人間(花都)/欲望のために他人を犠牲にする岩人間がそれぞれ対立項になっていると思ったが、22巻以後の密葉が息子や夫との関係の中でどのように動くのか予想がつかなくて楽しみ。常敏のために他人の子供を犠牲にした花都のように、密葉もつるぎのために誰かを生贄に捧げるのか? 夫がロカカカの枝を手中にしていることを定助たちに伝えるのか否か? 「間違った場所」に足を踏み入れた夫と子どもについていくのか、引き止めるのか?
最後の最後に、初期のあのキャラが再登場したのも意表をつかれておもしろかった。
2019年8月12日月曜日
8月12日の日記:デスクを買った
前回の日記から半月以上も日があいた。日記を書いていなかった理由は単純に忙しかったことと、私がブログに書ける内容は読んだ本とか観たアニメなどのことなどがそのほとんどなのに、前回の記事から今日までのあいだ本をあまり読んでおらず(『三体』だけを少しずつ読みすすめている)、アニメをただの1話も観なかったから。
古いデスクが壊れてしまったので、新しいデスクを買うことをした。
最初は無印良品で探そうと思ったけど、意に沿うような安くてシンプルなものが見つからず、最終的にニトリのこちらのデスク(リンク先ニトリの通販サイト)に決めた。
今までのデスクより小さいし収納も皆無だけれど、軽くてシンプルなところが気に入った。
ただPCの作業をすることも考えると、キーボードなどを載せるスペースのあるパソコンデスク(これとか)を検討すべきだったかもとも思うがあとの祭り。どうしてもダメだったら買い換えればいい。
そのデスクを設置するために、まずは古いデスクを片付けて、完全に破壊し尽くして、家の外に放り出して、デスクの裏にたまっていたほこりやゴミを掃除して、山のような苦労を重ね、ようやく新しいデスクの組立て、設置までが完了したのが数日前。
たいへんだったけれど、しばらく前からの懸案事項が片付いて、デスクは新しくてぴかぴかだし、今はとてもいいきぶんです。いえい。
以下に600文字ほどの文を書いて、でもそれはとてもむずかしいことなので正義にかなうように表すことが今はできず、とりあえずぜんぶ消すことに私はした。
古いデスクが壊れてしまったので、新しいデスクを買うことをした。
最初は無印良品で探そうと思ったけど、意に沿うような安くてシンプルなものが見つからず、最終的にニトリのこちらのデスク(リンク先ニトリの通販サイト)に決めた。
今までのデスクより小さいし収納も皆無だけれど、軽くてシンプルなところが気に入った。
ただPCの作業をすることも考えると、キーボードなどを載せるスペースのあるパソコンデスク(これとか)を検討すべきだったかもとも思うがあとの祭り。どうしてもダメだったら買い換えればいい。
そのデスクを設置するために、まずは古いデスクを片付けて、完全に破壊し尽くして、家の外に放り出して、デスクの裏にたまっていたほこりやゴミを掃除して、山のような苦労を重ね、ようやく新しいデスクの組立て、設置までが完了したのが数日前。
たいへんだったけれど、しばらく前からの懸案事項が片付いて、デスクは新しくてぴかぴかだし、今はとてもいいきぶんです。いえい。
以下に600文字ほどの文を書いて、でもそれはとてもむずかしいことなので正義にかなうように表すことが今はできず、とりあえずぜんぶ消すことに私はした。
2019年7月24日水曜日
7月24日の日記
今日はあまり本を読む時間がなかったので『三体』を少しだけ読みすすめる。
ShooterとFarmerの仮説(Shooter仮説—腕のいいガンマンが10cm間隔で的に穴を空けていく。そこに棲み着いている二次元人の科学者が10cm間隔の穴を発見して、「宇宙には10cmごとに穴がある」を不変の法則と推測する。Farmer仮説—牧場主が毎日11時に七面鳥に餌をあげている。七面鳥の科学者が餌の出現する時間が必ず11時であることを発見して、感謝祭の日にその法則を発表するが、その日の11時に牧場主がやってきて七面鳥たちを屠殺する)の章まで。
以後の章では、現代の科学で不変と考えられている諸々の法則は何者か(宇宙人?)が恣意的に定めた一時的なルールに過ぎないということが(多分)語られていくのだろう。今のところはまだそれほど意外な展開になりそうにないので、いい意味で予想を裏切って欲しい。
人民解放軍の将軍とか変な警察とかの登場人物は面白い。
ようやく空気に夏らしさが増えてきた。このままがんばってほしい。
ShooterとFarmerの仮説(Shooter仮説—腕のいいガンマンが10cm間隔で的に穴を空けていく。そこに棲み着いている二次元人の科学者が10cm間隔の穴を発見して、「宇宙には10cmごとに穴がある」を不変の法則と推測する。Farmer仮説—牧場主が毎日11時に七面鳥に餌をあげている。七面鳥の科学者が餌の出現する時間が必ず11時であることを発見して、感謝祭の日にその法則を発表するが、その日の11時に牧場主がやってきて七面鳥たちを屠殺する)の章まで。
以後の章では、現代の科学で不変と考えられている諸々の法則は何者か(宇宙人?)が恣意的に定めた一時的なルールに過ぎないということが(多分)語られていくのだろう。今のところはまだそれほど意外な展開になりそうにないので、いい意味で予想を裏切って欲しい。
人民解放軍の将軍とか変な警察とかの登場人物は面白い。
ようやく空気に夏らしさが増えてきた。このままがんばってほしい。
2019年7月23日火曜日
7月23日の日記:ユグルタ戦争、猫
今日はサルスティウスの『ユグルタ戦争』を集中して読んだ。『ガリア戦記』に勝るとも劣らないおもしろさで、引用される演説や著者による人物・世相批評など楽しい点がいっぱいだった。
プリンセスコネクト!Re:Diveでクランバトルが始まった。今回は15000位より上を目指したいけどどうなるか。
電器屋にiMacを見に行った。
21.5インチのiMacはRetinaディスプレイが発色もよくて美しいけれど、こころなしか現在使っているMacBook Air(Early 2011)よりも反応がもたつく感じがあったのが気になった。プロセッサかHDDのせいかもしれない。
画面のサイズは複数のウインドウを展開して作業するには21.5インチでは物足りなく感じた。27インチのものも触れてみたかったが店には置いていなかった。
普段通らない道を歩いているとよその猫に遭遇した。横綱の鶴竜関のような顔の愛嬌のある猫で、民家の駐車場でゆうゆうとひなたぼっこをしていた。外猫らしいけれど首輪をしていた。
呼びかけると逃げずにこちらに顔を向けたが、ほとんど目を開かなかったので、もしかすると目があまり見えていないのかもしれない。話しかけた時間は短かったのではっきりとはわからないが、なんとなくそう思えた。
あんた、目が見えないのかい?と聞いてはみたけど、うんともにゃあとも返事がなかった。
プリンセスコネクト!Re:Diveでクランバトルが始まった。今回は15000位より上を目指したいけどどうなるか。
電器屋にiMacを見に行った。
21.5インチのiMacはRetinaディスプレイが発色もよくて美しいけれど、こころなしか現在使っているMacBook Air(Early 2011)よりも反応がもたつく感じがあったのが気になった。プロセッサかHDDのせいかもしれない。
画面のサイズは複数のウインドウを展開して作業するには21.5インチでは物足りなく感じた。27インチのものも触れてみたかったが店には置いていなかった。
普段通らない道を歩いているとよその猫に遭遇した。横綱の鶴竜関のような顔の愛嬌のある猫で、民家の駐車場でゆうゆうとひなたぼっこをしていた。外猫らしいけれど首輪をしていた。
呼びかけると逃げずにこちらに顔を向けたが、ほとんど目を開かなかったので、もしかすると目があまり見えていないのかもしれない。話しかけた時間は短かったのではっきりとはわからないが、なんとなくそう思えた。
あんた、目が見えないのかい?と聞いてはみたけど、うんともにゃあとも返事がなかった。
2019年7月22日月曜日
7月22日の日記:三体、犬婿入り、ローマ人の物語
一日本を読む。
小説。
昨日から劉慈欣の『三体』を読み始めた。日本語版は値が張るし単行本だったので(大きな本は置き場所がない)、ケン・リュウによる英訳(The Three-Body Problem)の電子書籍版を買った。Wikipediaによれば早川書房刊の『三体』はある意味では英語版からの重訳のようなものらしい(中国語からの邦訳を、大森望氏がケン・リュウの英訳を参照しながら手直しをした)ので、それなら英語版を読んだほうがより中間項が少ないかもしれない。
中身はまだ全然序盤で、ヒロイン(?)が山の上の基地にやってきて謎の兵器が作動するのを見届けたところまで読んだ。話の核心的なところにはまったく入っていないし、どんなSF的アイデアがこれから先繰り広げられるのかわからない(私はメインテーマの「三体問題」というものがなんなのか知らないし)けれど、冒頭の文化大革命の学生たちによるインテリ教授の吊し上げからのリンチ殺人の情景や、内モンゴルでの森林破壊から始まる主人公(虐殺されたインテリ教授の娘)の政治的転落の流れの描写には引き込まれるところがあった。
劉慈欣の作品は『三体』以前に、始皇帝と荊軻にまつわるSF短編をつい先日ネット上で読んだきり。その小説は秦の軍勢を回路にした巨大なコンピュータを用いて円周率を計算する(!)というすごいお話なのだけれど、『三体』の始めの方にも人間の群れの動きをコンピュータのCPUに喩える箇所があって、それが著者のよく用いるイメージなのかなと思った。
先週の月曜から読んでいた多和田葉子の短編集『犬婿入り』を読み終えた。「ペルソナ」と表題作の2編。「ペルソナ」は1週間かけて、「犬婿入り」は今日の夕方に読みはじめてあっという間に終わりまで読んでしまった。
「ペルソナ」はドイツで弟と暮らしている日本人留学生の女性が、韓国人男性に対する差別的な事件をきっかけに、人種や民族にかかわる価値観(あるいは感覚?)を自分の弟とも、他の日本人やドイツ人とも共有できないことに気づき、どこにも馴染めぬまま街を放浪する話。自分の家族の差別に対する感受性の鈍さ(あるいは積極的な差別的言動)に呆然とする恐ろしさが描かれていた。読んでいて嫌な気持ちになる短編だった。タイトルにもなっているペルソナ(お面)が最後に出てくる。ラストシーンは映像的だったけど、作品全体の中で見たとき、比較的気に入らない箇所かもしれない。それよりも弟とのあれこれや、主人公が混乱しながらうろうろしているシーンが面白い。
「犬婿入り」は要約しようと思ってもできないなんだか変な話だった。多和田葉子の小説は一般に要約に向かない。「話」があってないようなものなので。突然に家にやってきた犬のような(とは書かれていないけど、たぶんそうなんだろう)男に、すごい力で身体を持ち上げられて肛門を「ペロンペロン」と舐められるシーンとか、非現実的でありながら妙にイメージ喚起力の高い場面の連続に夢中になった。「ペルソナ」が嫌な小説なのに対して、「犬婿入り」はユーモラスで笑える。どちらが好きかは一概に言えない(でも「ペルソナ」の方が好きかも)けれど、読んでて楽しいのは「犬婿入り」でした。
『ローマ人の物語』文庫版の18巻(悪名高き皇帝たち[二])も読了。前巻からのティベリウスの治世と、後半はカリグラの短い生涯について。
塩野七生氏は全体に「一神教」(ユダヤ教、キリスト教)に敵対的で、「多神教」を称揚するところがあるよなあと改めて感じることの多い巻だった。必ずしもはっきりとそう述べるわけではない箇所でも、「多神教」のギリシアやローマ文化が健全なものであり、「一神教」を害の多い迷信と思っているのだろうということがありありと感じられる。実際に、ユダヤ総督のピラトによる許可のもイエスがと処刑されてキリスト教が誕生したことについて、ピラトは間接的にローマに害をなしたと評している章もあった。
多神教=寛容、現世的・現実的、健全etc.のような捉え方(そして一神教がその反対のネガティヴな特徴を有する)は日本の知識人にかなり広く見られるもので、そこでいう多神教というのは古代を指すのはもちろんのこと、日本人の信仰も含まれている。いかにギリシア人ローマ人が(ユダヤ人に比して)すばらしかったかを述べることで、ナルシシズムにも役立つのだろう。
「悪名高き皇帝たち」はちょうど半ばのところだけど、カリグラの死で内容的には区切りがついたので、明日からは先日新訳?が発売したサルスティウスの『ユグルタ戦争 カティリーナの陰謀』を読もうかと思う。時代はカリグラから少しさかのぼることになるが、カエサルの時代のことを忘れないうちに読んでしまいたい。
小説。
昨日から劉慈欣の『三体』を読み始めた。日本語版は値が張るし単行本だったので(大きな本は置き場所がない)、ケン・リュウによる英訳(The Three-Body Problem)の電子書籍版を買った。Wikipediaによれば早川書房刊の『三体』はある意味では英語版からの重訳のようなものらしい(中国語からの邦訳を、大森望氏がケン・リュウの英訳を参照しながら手直しをした)ので、それなら英語版を読んだほうがより中間項が少ないかもしれない。
中身はまだ全然序盤で、ヒロイン(?)が山の上の基地にやってきて謎の兵器が作動するのを見届けたところまで読んだ。話の核心的なところにはまったく入っていないし、どんなSF的アイデアがこれから先繰り広げられるのかわからない(私はメインテーマの「三体問題」というものがなんなのか知らないし)けれど、冒頭の文化大革命の学生たちによるインテリ教授の吊し上げからのリンチ殺人の情景や、内モンゴルでの森林破壊から始まる主人公(虐殺されたインテリ教授の娘)の政治的転落の流れの描写には引き込まれるところがあった。
劉慈欣の作品は『三体』以前に、始皇帝と荊軻にまつわるSF短編をつい先日ネット上で読んだきり。その小説は秦の軍勢を回路にした巨大なコンピュータを用いて円周率を計算する(!)というすごいお話なのだけれど、『三体』の始めの方にも人間の群れの動きをコンピュータのCPUに喩える箇所があって、それが著者のよく用いるイメージなのかなと思った。
先週の月曜から読んでいた多和田葉子の短編集『犬婿入り』を読み終えた。「ペルソナ」と表題作の2編。「ペルソナ」は1週間かけて、「犬婿入り」は今日の夕方に読みはじめてあっという間に終わりまで読んでしまった。
「ペルソナ」はドイツで弟と暮らしている日本人留学生の女性が、韓国人男性に対する差別的な事件をきっかけに、人種や民族にかかわる価値観(あるいは感覚?)を自分の弟とも、他の日本人やドイツ人とも共有できないことに気づき、どこにも馴染めぬまま街を放浪する話。自分の家族の差別に対する感受性の鈍さ(あるいは積極的な差別的言動)に呆然とする恐ろしさが描かれていた。読んでいて嫌な気持ちになる短編だった。タイトルにもなっているペルソナ(お面)が最後に出てくる。ラストシーンは映像的だったけど、作品全体の中で見たとき、比較的気に入らない箇所かもしれない。それよりも弟とのあれこれや、主人公が混乱しながらうろうろしているシーンが面白い。
「犬婿入り」は要約しようと思ってもできないなんだか変な話だった。多和田葉子の小説は一般に要約に向かない。「話」があってないようなものなので。突然に家にやってきた犬のような(とは書かれていないけど、たぶんそうなんだろう)男に、すごい力で身体を持ち上げられて肛門を「ペロンペロン」と舐められるシーンとか、非現実的でありながら妙にイメージ喚起力の高い場面の連続に夢中になった。「ペルソナ」が嫌な小説なのに対して、「犬婿入り」はユーモラスで笑える。どちらが好きかは一概に言えない(でも「ペルソナ」の方が好きかも)けれど、読んでて楽しいのは「犬婿入り」でした。
『ローマ人の物語』文庫版の18巻(悪名高き皇帝たち[二])も読了。前巻からのティベリウスの治世と、後半はカリグラの短い生涯について。
塩野七生氏は全体に「一神教」(ユダヤ教、キリスト教)に敵対的で、「多神教」を称揚するところがあるよなあと改めて感じることの多い巻だった。必ずしもはっきりとそう述べるわけではない箇所でも、「多神教」のギリシアやローマ文化が健全なものであり、「一神教」を害の多い迷信と思っているのだろうということがありありと感じられる。実際に、ユダヤ総督のピラトによる許可のもイエスがと処刑されてキリスト教が誕生したことについて、ピラトは間接的にローマに害をなしたと評している章もあった。
多神教=寛容、現世的・現実的、健全etc.のような捉え方(そして一神教がその反対のネガティヴな特徴を有する)は日本の知識人にかなり広く見られるもので、そこでいう多神教というのは古代を指すのはもちろんのこと、日本人の信仰も含まれている。いかにギリシア人ローマ人が(ユダヤ人に比して)すばらしかったかを述べることで、ナルシシズムにも役立つのだろう。
「悪名高き皇帝たち」はちょうど半ばのところだけど、カリグラの死で内容的には区切りがついたので、明日からは先日新訳?が発売したサルスティウスの『ユグルタ戦争 カティリーナの陰謀』を読もうかと思う。時代はカリグラから少しさかのぼることになるが、カエサルの時代のことを忘れないうちに読んでしまいたい。
2019年7月21日日曜日
7月21日の日記:この日記はトイ・ストーリー4のネタバレをなんとなく含みます。
映画館にピクサーの『トイ・ストーリー4』を観に行った。映画館が田舎に似合わず予想外に混雑していたのでびっくりしたが、どうやら公立学校が夏休みに入ったらしい。閑散とした映画館に慣れているので、映画館が盛況だとすこし嬉しい(騒がしいのは苦手だけれど)。
映画の内容は大変満足。あまりにも思い入れの深いシリーズなので、期待しすぎてがっかりしないようにとの心構えを作ってから観に行ったものですが、あにはからんや、たいへん愉快で胸にしみる映画でありました。
とりわけキャラクターが魅力的だった点がよかった。馴染みの顔ぶれも新顔もいきいきとしていて、コミカルなシーンでは笑いたくなるし、悲しいシーンではこちらの胸まで痛くなった。活発になったボー・ピープのアクションが気持ちよかったし、新キャラで悪役のギャビー・ギャビーもとてもよかった。ギャビー・ギャビー。とてもとてもかわいい。
ストーリー展開としては、そのギャビー・ギャビーをめぐって、今までのシリーズ作品とはやや違うのかもしれないと感じることがあった。今までの作品の物語はおおよそのところ、何らかの悪役がウッディたちの前に立ちはだかるが、最終的に彼はこらしめられて(悪事にふさわしい末路を迎えて)、ウッディたち善良なおもちゃと持ち主の子どものハッピーエンドに落ち着く、といった形式だったと思う。今回の4ではかなり恐ろしい悪役として登場するギャビー・ギャビー(かわいい)も、自分自身の幸福を見つけるという結末になっていた。ギャビー・ギャビーは整備不良で最初から故障していたせいで子どもと遊んでもらえなかった過去を持つ人形で、そのために「子どもに遊んでもらう」という目的を最優先にしてクレイジーなまでに追求するというキャラクターなのだけど、彼女のそんな姿は愚直なまでに子どもとおもちゃの関係を第一に考える(そしてそれによっておもちゃ仲間にまで非難されさえする)ウッディと重なる部分が大いにある。この作品の大きなテーマのひとつは「幸せ、あるいは幸せをもたらす価値観はひとつではない」ということだろうけど、そういう考え方のもとではギャビー・ギャビーの存在は単純な悪ではなくて、「それもひとつのおもちゃのあり方」なのだろうと思えた。そういうテーマ性、製作者たちのこの作品へのまなざしはウッディたちの最後の選択ともつながっているし、さまざまな生き方、さまざまな幸福を提示する今回のトイ・ストーリーは、好ましく感じられた。ギャビー・ギャビーがかわいいし。
すばらしい本編が終わった後、スタッフロールを見ていて、そこに書かれたたくさんの人の名前を眺めながら、ひとりひとりに異なった生活があり、人生があり、尊厳があり、そのひとびとのそれぞれの貢献があって、この楽しい映画が作られたのだなということに感じ入った。スタッフロールに記された名前の、そのひとりをすら私は知らないのだけど、おのおのによってひとつの映画が作られるということが本当に偉大なことと思えた。
それは本当にすばらしいことです。
スタッフロールがあるすべての映画はそれだけで美しい。
映画の内容は大変満足。あまりにも思い入れの深いシリーズなので、期待しすぎてがっかりしないようにとの心構えを作ってから観に行ったものですが、あにはからんや、たいへん愉快で胸にしみる映画でありました。
とりわけキャラクターが魅力的だった点がよかった。馴染みの顔ぶれも新顔もいきいきとしていて、コミカルなシーンでは笑いたくなるし、悲しいシーンではこちらの胸まで痛くなった。活発になったボー・ピープのアクションが気持ちよかったし、新キャラで悪役のギャビー・ギャビーもとてもよかった。ギャビー・ギャビー。とてもとてもかわいい。
ストーリー展開としては、そのギャビー・ギャビーをめぐって、今までのシリーズ作品とはやや違うのかもしれないと感じることがあった。今までの作品の物語はおおよそのところ、何らかの悪役がウッディたちの前に立ちはだかるが、最終的に彼はこらしめられて(悪事にふさわしい末路を迎えて)、ウッディたち善良なおもちゃと持ち主の子どものハッピーエンドに落ち着く、といった形式だったと思う。今回の4ではかなり恐ろしい悪役として登場するギャビー・ギャビー(かわいい)も、自分自身の幸福を見つけるという結末になっていた。ギャビー・ギャビーは整備不良で最初から故障していたせいで子どもと遊んでもらえなかった過去を持つ人形で、そのために「子どもに遊んでもらう」という目的を最優先にしてクレイジーなまでに追求するというキャラクターなのだけど、彼女のそんな姿は愚直なまでに子どもとおもちゃの関係を第一に考える(そしてそれによっておもちゃ仲間にまで非難されさえする)ウッディと重なる部分が大いにある。この作品の大きなテーマのひとつは「幸せ、あるいは幸せをもたらす価値観はひとつではない」ということだろうけど、そういう考え方のもとではギャビー・ギャビーの存在は単純な悪ではなくて、「それもひとつのおもちゃのあり方」なのだろうと思えた。そういうテーマ性、製作者たちのこの作品へのまなざしはウッディたちの最後の選択ともつながっているし、さまざまな生き方、さまざまな幸福を提示する今回のトイ・ストーリーは、好ましく感じられた。ギャビー・ギャビーがかわいいし。
すばらしい本編が終わった後、スタッフロールを見ていて、そこに書かれたたくさんの人の名前を眺めながら、ひとりひとりに異なった生活があり、人生があり、尊厳があり、そのひとびとのそれぞれの貢献があって、この楽しい映画が作られたのだなということに感じ入った。スタッフロールに記された名前の、そのひとりをすら私は知らないのだけど、おのおのによってひとつの映画が作られるということが本当に偉大なことと思えた。
それは本当にすばらしいことです。
スタッフロールがあるすべての映画はそれだけで美しい。
2019年7月13日土曜日
7月13日の日記
言葉は声から覚えて、そののちに音声を表す字を習得するという。幼児期からの言葉の発達の過程としてはそのとおりなのだけど、私の実感としては言葉は字から覚えて、音はあとからやってくる(時々はやってこないこともある)。
耳から言葉を聞いて覚えたり、その意味を考えたりすることが私にはどうしても苦手で、それが映像を伴っているものであろうと、音声だけであろうと、音声の会話を主体としたフィクションやノンフィクションはどうにも大変なものだなあ、と昨今の動画や音声の配信が流行するインターネットを眺めていて改めて溜息をついたのでした。
私がインターネットをはじめたころは、まだそのインターネットという場所は生の音や映像には窮屈で、ごくわずかな画像とたくさんの文字とがあふれている空間だったのですが、技術とにんげんの欲望の限りない進化によってインターネットというものは大きな映像スクリーンになったのでした。
YouTuberというものに私もまた関心がありますが、楽しいおしゃべりを聴くということに伴うであろう疲労を予想してしまい、あえて手が出せないのです。
おそらく字幕を利用すればそれほどの困難はないのでしょうが、どうせ字を読むのなら最初から字幕の文字情報だけを拾うことができればよいので、映像の字幕をがんばって追いかけていく意味はなくなってしまうのでしょう。
今日は国立西洋美術館の松方コレクション展に行きました。たいへんな人の出、というほどではなくほどほどでした。知っている作家や、知らない作家、見慣れた絵や初めて観る絵など、さまざまにおもしろいものでした。
目玉のひとつとなっている、上半分がうしなわれてしまったモネの『睡蓮』の現物と、デジタル復元された画像とを眺めて、その来歴や保存・復元のためのさまざまな努力に感じ入りました。
松方の渡欧は一節にはドイツの潜水艦の設計図を盗むのが目的で、絵画の収集はそのカモフラージュだったとの説明書きがなされていたのですが、私はそれを読んで、松方本人にとってスパイ活動と絵を買うこととのどちらがメインでどちらがサブだったのかと考えた。おそらくは国のためにスパイをするという建前で好きな絵を買い漁ったというのが本当なんじゃないか。
恩賜公園の広場で行われていたイベント会場でケバブサンドを食べた。ピタパンのかたくてそっけない食感が好きです。
前夜睡眠が遅かったことから行き来の電車で居眠りをする。居眠りは気持ちのよいものだけど寝不足はよくない。深い睡眠不足が続いていてずっと体調が悪く、頭が朦朧としていたときは、その不調自体に甘い快感があったものだけれど、そうした快感は、今ねこと暮らしていて、ねこより長く健康に生きねばならない私とはもはや無縁のものとなりました。
耳から言葉を聞いて覚えたり、その意味を考えたりすることが私にはどうしても苦手で、それが映像を伴っているものであろうと、音声だけであろうと、音声の会話を主体としたフィクションやノンフィクションはどうにも大変なものだなあ、と昨今の動画や音声の配信が流行するインターネットを眺めていて改めて溜息をついたのでした。
私がインターネットをはじめたころは、まだそのインターネットという場所は生の音や映像には窮屈で、ごくわずかな画像とたくさんの文字とがあふれている空間だったのですが、技術とにんげんの欲望の限りない進化によってインターネットというものは大きな映像スクリーンになったのでした。
YouTuberというものに私もまた関心がありますが、楽しいおしゃべりを聴くということに伴うであろう疲労を予想してしまい、あえて手が出せないのです。
おそらく字幕を利用すればそれほどの困難はないのでしょうが、どうせ字を読むのなら最初から字幕の文字情報だけを拾うことができればよいので、映像の字幕をがんばって追いかけていく意味はなくなってしまうのでしょう。
今日は国立西洋美術館の松方コレクション展に行きました。たいへんな人の出、というほどではなくほどほどでした。知っている作家や、知らない作家、見慣れた絵や初めて観る絵など、さまざまにおもしろいものでした。
目玉のひとつとなっている、上半分がうしなわれてしまったモネの『睡蓮』の現物と、デジタル復元された画像とを眺めて、その来歴や保存・復元のためのさまざまな努力に感じ入りました。
松方の渡欧は一節にはドイツの潜水艦の設計図を盗むのが目的で、絵画の収集はそのカモフラージュだったとの説明書きがなされていたのですが、私はそれを読んで、松方本人にとってスパイ活動と絵を買うこととのどちらがメインでどちらがサブだったのかと考えた。おそらくは国のためにスパイをするという建前で好きな絵を買い漁ったというのが本当なんじゃないか。
恩賜公園の広場で行われていたイベント会場でケバブサンドを食べた。ピタパンのかたくてそっけない食感が好きです。
前夜睡眠が遅かったことから行き来の電車で居眠りをする。居眠りは気持ちのよいものだけど寝不足はよくない。深い睡眠不足が続いていてずっと体調が悪く、頭が朦朧としていたときは、その不調自体に甘い快感があったものだけれど、そうした快感は、今ねこと暮らしていて、ねこより長く健康に生きねばならない私とはもはや無縁のものとなりました。
2019年7月11日木曜日
7月11日の日記
もうずっと晴れた空を見ていない。夏というものを私もみなさんも忘れてしまったと思います。
銀行の用事をすませて、お菓子を買って(コアラのマーチとベビースターを買った)、それから本屋さんに寄ったよ。
本屋さんでは何も買わなかったけど、ただ棚を行ったり来たりして、新しい本や、古い本を、眺めて、いつかこれを読みたい、これは読みたくない、読みたいけれど買って家には置きたくないな、とあれこれ思うなどの時を過ごした。本屋さんというものは街からどんどん消えていき、私が本屋さんで時を過ごすこともやはり少なくなっていき、そのような楽しみは徐々に失われてしまったし、これからも失われていくものだろうけど、そういう楽しみは、いいものです。何も買わなかったけど。
いつも通り過ぎるだけだったパン屋がなくなっていたことに気づいたよ。
他は特になにもなくて、こんなに何もないことがあるのかなというくらいに何もなかった。
時間がどこかに吸い取られるように消えてしまった気がする。
相撲中継を録画し忘れていたなということに夕方6時少し前になってわかった。
Nintendo Switchの『Fit Boxing』の体験版をダウンロードした。そういうことをしていけたならと思います。それからポケットモンスターの新作が早く出るとよいですね。
銀行の用事をすませて、お菓子を買って(コアラのマーチとベビースターを買った)、それから本屋さんに寄ったよ。
本屋さんでは何も買わなかったけど、ただ棚を行ったり来たりして、新しい本や、古い本を、眺めて、いつかこれを読みたい、これは読みたくない、読みたいけれど買って家には置きたくないな、とあれこれ思うなどの時を過ごした。本屋さんというものは街からどんどん消えていき、私が本屋さんで時を過ごすこともやはり少なくなっていき、そのような楽しみは徐々に失われてしまったし、これからも失われていくものだろうけど、そういう楽しみは、いいものです。何も買わなかったけど。
いつも通り過ぎるだけだったパン屋がなくなっていたことに気づいたよ。
他は特になにもなくて、こんなに何もないことがあるのかなというくらいに何もなかった。
時間がどこかに吸い取られるように消えてしまった気がする。
相撲中継を録画し忘れていたなということに夕方6時少し前になってわかった。
Nintendo Switchの『Fit Boxing』の体験版をダウンロードした。そういうことをしていけたならと思います。それからポケットモンスターの新作が早く出るとよいですね。
2019年6月27日木曜日
2019年6月23日日曜日
2019年6月18日火曜日
2019年6月15日土曜日
ノートをとりながら本を読むということをしばらくしていなかったけれど、やはりそういうことをしていかなくちゃだめなんだな、という気づきがあったので、これからはまたしばらくちゃんとメモをとることにする。
メモをとるのは面倒くさいし、手を動かすために読書がそのつど中断されて、読むスピードが落ちるのがいやだったのだけど、本をすばやく読むということはもはや今の私の生活のうえであまり意味はなく、一冊の本を読むことの価値を高めていく方がずっと良い。
メモを取っていた頃に読んだ何冊かの本は、それは私の中にしっかりと残っていて、メモをあえて読み返さずともその本についての記憶を蘇らせることができることができるけれど、メモをとらずにすばやく読んだ本については、比較的記憶がうすいし、内容の理解も浅いという実感がある。
というのはかなり単純化した話で、「おそらくそうだろう」という予断があるからこそそんなふうに思えるだけかもしれないけど、だけど、でも、おそらくそうなのだろう。
2019年5月14日火曜日
5月14日の日記:ねこ、アイドルマスターシンデレラガールズ
骨折に加えてのひどい風邪で落ち込んでいたら、ねこが撫でてくれた。嘘だと思うかもしれないですが本当のことです。
そのねこが、口の中にできものができていて、心配だったので今日はお医者さんに連れて行った。
軽い歯肉炎とのことで、薬(抗生物質)を注射してもらった。癌ではないかと心配だったので、ひとまずは安心。ガーゼを使った歯磨きはいやがるのでしていなかったのですが、これからはしてあげることにしよう。
注射をいやがって暴れるかと思ったけれど、泰然としていた。私より強い。
アイドルマスターシンデレラガールズの総選挙の投票期間が終了した。
今年は中野有香さんに597票を投じた。他に浅利七海さんに84票、遊佐こずえさんに51票、砂塚あきらさんに37票、財前時子さんに32票、佐城雪美さんに31票、依田芳乃さんに21票など。総数は数えていない。
そのねこが、口の中にできものができていて、心配だったので今日はお医者さんに連れて行った。
軽い歯肉炎とのことで、薬(抗生物質)を注射してもらった。癌ではないかと心配だったので、ひとまずは安心。ガーゼを使った歯磨きはいやがるのでしていなかったのですが、これからはしてあげることにしよう。
注射をいやがって暴れるかと思ったけれど、泰然としていた。私より強い。
アイドルマスターシンデレラガールズの総選挙の投票期間が終了した。
今年は中野有香さんに597票を投じた。他に浅利七海さんに84票、遊佐こずえさんに51票、砂塚あきらさんに37票、財前時子さんに32票、佐城雪美さんに31票、依田芳乃さんに21票など。総数は数えていない。
2019年5月10日金曜日
5月10日の日記:コミティア128欠席します
5月12日日曜日開催のコミティア128に、スペース番号B40bのサークル名「73 32」で参加予定でしたが、先日転んで骨折してしまい、今も自由に動けないため、もうしわけありませんが欠席させていただきます。
イベント当日、スペースには誰もいません。
利き腕が不如意でたいへん困ったありさまなのですが、箸がトングのような形で連結された箸ぞう君という便利アイテムに助けられています。左手でも楽にご飯が食べられる。
イベント当日、スペースには誰もいません。
利き腕が不如意でたいへん困ったありさまなのですが、箸がトングのような形で連結された箸ぞう君という便利アイテムに助けられています。左手でも楽にご飯が食べられる。
2019年5月2日木曜日
5月2日の日記
渋谷。人間の数があまりにも多くてびっくりした。
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「印象派への旅 海運王の夢」という展覧会を観覧。Bunkamuraは初。混んでいなくて、落ち着いて絵を観ることができた。展示作品はキャンバスの油彩画よりは、紙の水彩画や板の油彩画が多かった。ラトゥールの静物画がよかった。昔は静物画というものに面白みを感じなかったけれど、最近心惹かれるようになってきていることに気づいた。
昼食はBunkamuraの近くの店でハンバーグ。レアのハンバーグに半熟の目玉焼きが乗っていておいしかった。勘定書をテーブルに届けてこないシステムの店だったようで、それでちゃんと間違わずにどのテーブルの客が何を食べたか記憶できるのだなあと感心していたのだけど、あとでレシートを見たらちゃんと会計を間違っていて(たぶん隣のテーブルに座っていたグループの会計と取り違えられていた)、本来の料金の2倍超の値段になっていた。
渋谷のジュンク堂書店と丸善で、A5の横罫と無罫のMDノートと、タキトゥスの年代記とフエンテスの短篇集、伊藤比呂美詩集を買った。
Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている「印象派への旅 海運王の夢」という展覧会を観覧。Bunkamuraは初。混んでいなくて、落ち着いて絵を観ることができた。展示作品はキャンバスの油彩画よりは、紙の水彩画や板の油彩画が多かった。ラトゥールの静物画がよかった。昔は静物画というものに面白みを感じなかったけれど、最近心惹かれるようになってきていることに気づいた。
昼食はBunkamuraの近くの店でハンバーグ。レアのハンバーグに半熟の目玉焼きが乗っていておいしかった。勘定書をテーブルに届けてこないシステムの店だったようで、それでちゃんと間違わずにどのテーブルの客が何を食べたか記憶できるのだなあと感心していたのだけど、あとでレシートを見たらちゃんと会計を間違っていて(たぶん隣のテーブルに座っていたグループの会計と取り違えられていた)、本来の料金の2倍超の値段になっていた。
渋谷のジュンク堂書店と丸善で、A5の横罫と無罫のMDノートと、タキトゥスの年代記とフエンテスの短篇集、伊藤比呂美詩集を買った。
2019年4月30日火曜日
4月30日の日記
一日雨。乾燥していたのでちょうどよいかも。
外に行けない(行きたくならない)ので、Amazonのレンタルで『バーフバリ』という映画を観た。評判通りのアクション・エンターテイメント。すごく良いところで映画が終わったのでびっくりした。明日続きを観たい。
プリンセスコネクト!Re:Diveのガチャで、念願のクリスティーナを引き当てた。ほかにクウカ、ニノン、サレン、ルカ、アンナが新規に仲間にできた。
早く使ってみたいけれど、育てるためのアイテムが不足。とりあえずクリスティーナはRank10にできたけど、レベルもスキルも育てられてない。
イベントのボックスガチャでマナと武器をいっぱい稼ぎたい。
外に行けない(行きたくならない)ので、Amazonのレンタルで『バーフバリ』という映画を観た。評判通りのアクション・エンターテイメント。すごく良いところで映画が終わったのでびっくりした。明日続きを観たい。
プリンセスコネクト!Re:Diveのガチャで、念願のクリスティーナを引き当てた。ほかにクウカ、ニノン、サレン、ルカ、アンナが新規に仲間にできた。
早く使ってみたいけれど、育てるためのアイテムが不足。とりあえずクリスティーナはRank10にできたけど、レベルもスキルも育てられてない。
イベントのボックスガチャでマナと武器をいっぱい稼ぎたい。
2019年4月26日金曜日
4月26日の日記
「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」第2話を視聴。映画の奇矯な演出や展開で話題になったシリーズだけれど、意外と話自体は普通というか王道というか、素直なお話なのだなという感想。
さらざんまい第3話の録画に失敗したので、配信の第2話を観た。3回目か4回目。実は今のところあまりさらざんまいという作品には乗れていない。快楽が足りないと言うべきか。しかしユリ熊嵐の時も序盤はそれほど乗っていなかったかもしれないし、今後ハマるかもと思って観ている。
輪るピングドラムも観た。何話から何話まで観たか忘れた。
歴史秘話ヒストリアの興福寺の回を観た。
疲れた。この数日ずっと疲れている。
さらざんまい第3話の録画に失敗したので、配信の第2話を観た。3回目か4回目。実は今のところあまりさらざんまいという作品には乗れていない。快楽が足りないと言うべきか。しかしユリ熊嵐の時も序盤はそれほど乗っていなかったかもしれないし、今後ハマるかもと思って観ている。
輪るピングドラムも観た。何話から何話まで観たか忘れた。
歴史秘話ヒストリアの興福寺の回を観た。
疲れた。この数日ずっと疲れている。
2019年4月25日木曜日
4月25日の日記:涼宮ハルヒの憂鬱、ゴットハルト鉄道、ミヤコ
「らき☆すた」を最終話まで観終えて、続いて「涼宮ハルヒの憂鬱」を観始めた。今日は第2話まで。
感想。
・涼宮ハルヒがかわいい。
・朝比奈みくるさんとパソコン部がかわいそう。
・話はゆっくりと進むのにテンポがよく感じる。演出のおかげか、ナレーションの小気味よさか。
家の畑のじゃがいもの芽は大きく育っていたし、近所の竹林からは筍が無数に生えていた。ようやく冬とは言えない雰囲気になってきたようだけど、明日からまた寒いらしい。
多和田葉子『ゴットハルト鉄道』 を読み始める。今日は短編集の名前にもなっている「ゴットハルト鉄道」という短編を読んだ。
多和田葉子氏の作品を読むのは初めてで、まだ「ゴットハルト鉄道」1篇しか読んではいないけれど、おそらく今後も氏の本を読み続けることになるだろうと思える。
プリンセスコネクト!Re:Dive(アプリゲーム)でミヤコという幽霊のヒロインを星3開花(専用のアイテムを使ってレアリティーを上げること)して、キャラクターストーリーを全話観た。
性格がむちゃくちゃすぎて笑えたけど、第7話の成仏寸前のミヤコが主人公と出会ってからの生活を語る台詞の「オマエと遊んで、プリンを食べて、オマエと遊んで、プリンを食べて、オマエと遊んで、オマエと遊んで……オマエと遊んで、オマエと遊んで……オマエと遊んで、オマエと遊んで……オマエと遊んで…………」というリフレインには泣いてしまった。それまで憎たらしい悪霊だった女が使うこのレトリックはずるい。
感想。
・涼宮ハルヒがかわいい。
・朝比奈みくるさんとパソコン部がかわいそう。
・話はゆっくりと進むのにテンポがよく感じる。演出のおかげか、ナレーションの小気味よさか。
家の畑のじゃがいもの芽は大きく育っていたし、近所の竹林からは筍が無数に生えていた。ようやく冬とは言えない雰囲気になってきたようだけど、明日からまた寒いらしい。
多和田葉子『ゴットハルト鉄道』 を読み始める。今日は短編集の名前にもなっている「ゴットハルト鉄道」という短編を読んだ。
多和田葉子氏の作品を読むのは初めてで、まだ「ゴットハルト鉄道」1篇しか読んではいないけれど、おそらく今後も氏の本を読み続けることになるだろうと思える。
プリンセスコネクト!Re:Dive(アプリゲーム)でミヤコという幽霊のヒロインを星3開花(専用のアイテムを使ってレアリティーを上げること)して、キャラクターストーリーを全話観た。
性格がむちゃくちゃすぎて笑えたけど、第7話の成仏寸前のミヤコが主人公と出会ってからの生活を語る台詞の「オマエと遊んで、プリンを食べて、オマエと遊んで、プリンを食べて、オマエと遊んで、オマエと遊んで……オマエと遊んで、オマエと遊んで……オマエと遊んで、オマエと遊んで……オマエと遊んで…………」というリフレインには泣いてしまった。それまで憎たらしい悪霊だった女が使うこのレトリックはずるい。
2019年4月24日水曜日
4月24日の日記:らき☆すた、ジュリアス・シーザー、麻婆豆腐
「らき☆すた」第22話まで視聴。楽しみにしていた回だった。クラムボンのカバーで、この話数に登場する泉かなたさんのキャラクターソング(「幸せ願う彼方から」)を聴いたことがあって、それを本編でも聴きたかったから。予想に反して本編にはキャラクターの歌自体は流れず、インストゥルメンタルバージョンのみが静かなBGMとして再生されるだけだったが、いい演出だったと思う。ほろりとした。感動はしたけど、主人公の父親はわりと気持ち悪いキャラクターだなと思う。
中野好夫訳の『ジュリアス・シーザー』を読んだ。この戯曲はシェイクスピア作品のなかで特筆すべきものではないかもしれないけれど、「而してブルータス君は高潔の士であります」の演説シーンは良い。オクテイヴィアスの役割、薄くない?
夕食に麻婆豆腐を料った。四川料理の料理人が一般家庭向けに教えているこちらのレシピ(https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/noriki-washiya/18-00431)をおおよそ参考にした。甜麺醤はないので普通の味噌と砂糖などを混ぜて適当に代用。
麻婆豆腐を作ること自体が初めてなので勝手がわからず、豆腐がグズグズに崩れてしまったけれど、辛くてとても美味だった。
マツコの知らない世界の舞踏会・ドライブインの回を視聴。私はドライブインという概念を知らなかった。
中野好夫訳の『ジュリアス・シーザー』を読んだ。この戯曲はシェイクスピア作品のなかで特筆すべきものではないかもしれないけれど、「而してブルータス君は高潔の士であります」の演説シーンは良い。オクテイヴィアスの役割、薄くない?
夕食に麻婆豆腐を料った。四川料理の料理人が一般家庭向けに教えているこちらのレシピ(https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/noriki-washiya/18-00431)をおおよそ参考にした。甜麺醤はないので普通の味噌と砂糖などを混ぜて適当に代用。
麻婆豆腐を作ること自体が初めてなので勝手がわからず、豆腐がグズグズに崩れてしまったけれど、辛くてとても美味だった。
マツコの知らない世界の舞踏会・ドライブインの回を視聴。私はドライブインという概念を知らなかった。
2019年4月23日火曜日
4月23日の日記:らき☆すた、グリーンカレー、アントニウス
放課後ティータイムのアルバムを聴いてセンチメンタルな気分に。
相変わらずらき☆すた。キャラクターが増えてさらに楽しい。が、もうすこしで終わってしまう。さびしい。柊かがみさんのクラスメイトの「ひーらぎー」と言ってる八重歯の子が好き。
お昼にノザキのグリーンカレーを作って食べた。辛かったけれど非常においしかった。
昨日『ローマ人の物語』の13巻を読了した。
各人物の叙述において著者の思い入れの偏り(贔屓)が激しくて面白かった。カエサルはとにかく天才で先見の明があると褒められて、キケロは少し小馬鹿にして、カエサルを殺したブルートゥス(ブルータス)は一味ともども問題にもならない連中として扱われて、アントニウスとクレオパトラの夫妻は惰弱で愚かで為政者としてはどうしようもない人物として描かれている。少しかわいそうになるくらい。
それであまりかわいそうなのでシェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』が読みたくなって書店へ行ったのだけれど、どの訳も見つからず、かわりに目についたヘロドトスの『歴史』を買ってきた。ヘロドトスの方が面白いと思う。
『ローマ人の物語』14巻以降はいよいよ帝政樹立が描かれる。オクタヴィアヌスの話も結構面白そうなので楽しみ。次代の皇帝ティベリウスはWikipediaに、奴隷の歯を全部抜いてフェラチオさせてたと不気味なことが書かれているのでちょっとぞっとしないですが。
夕食後にタモリ倶楽部の「青梅と青海間違えすぎ問題」の回を視聴。笑いながら観た。私も、来月のコミティア(青海駅が会場最寄り駅)に遊びに行くつもりなので、間違えてしまわないか少し心配。
相変わらずらき☆すた。キャラクターが増えてさらに楽しい。が、もうすこしで終わってしまう。さびしい。柊かがみさんのクラスメイトの「ひーらぎー」と言ってる八重歯の子が好き。
お昼にノザキのグリーンカレーを作って食べた。辛かったけれど非常においしかった。
昨日『ローマ人の物語』の13巻を読了した。
各人物の叙述において著者の思い入れの偏り(贔屓)が激しくて面白かった。カエサルはとにかく天才で先見の明があると褒められて、キケロは少し小馬鹿にして、カエサルを殺したブルートゥス(ブルータス)は一味ともども問題にもならない連中として扱われて、アントニウスとクレオパトラの夫妻は惰弱で愚かで為政者としてはどうしようもない人物として描かれている。少しかわいそうになるくらい。
それであまりかわいそうなのでシェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』が読みたくなって書店へ行ったのだけれど、どの訳も見つからず、かわりに目についたヘロドトスの『歴史』を買ってきた。ヘロドトスの方が面白いと思う。
『ローマ人の物語』14巻以降はいよいよ帝政樹立が描かれる。オクタヴィアヌスの話も結構面白そうなので楽しみ。次代の皇帝ティベリウスはWikipediaに、奴隷の歯を全部抜いてフェラチオさせてたと不気味なことが書かれているのでちょっとぞっとしないですが。
夕食後にタモリ倶楽部の「青梅と青海間違えすぎ問題」の回を視聴。笑いながら観た。私も、来月のコミティア(青海駅が会場最寄り駅)に遊びに行くつもりなので、間違えてしまわないか少し心配。
2019年4月22日月曜日
4月22日の日記
仮面ライダージオウ、らき☆すたを視聴。
仮面ライダージオウはアギトの後編。仮面ライダーアギト自体を観たことがなかったのでわからない部分もあったけれど、積年のファンは盛り上がるだろうなと思った。
らき☆すたは春休みが終わって進級したあたりまで。新キャラも出てきた。
2期になったあたりからEDの様相が一変した。1期では主人公の泉こなたたちがカラオケで歌っているという体のEDだったのだが、2期のEDでは実写で誰か(声優?スタッフ?)が歌っている映像になっている。控えめに言って楽しくはないのだけれど、多分自覚的に(つまり本編のあとにあえて楽しくない思いを味わわせるために)挿入しているのだと思う。そうは思えど楽しくないものは素直に楽しくない。
アイカツフレンズ!最新話も途中まで観た。ドッキリが始まるシーンでつらくなってしまい、双子姉妹のシーンにさしかかったところで耐えきれなくなって再生を停止して録画を消去してしまった。ドッキリとか嘘とか騙すとか騙されるとか、そういうのは心理的な負荷が強いので平静に観ることができない。何事にも動じない強い心がほしい。
ブラタモリの熊野古道の回も観た。面白い。熊野は名前は知っていたけれど、風景はほとんど知らなかったので面白かった。熊野三社が互いにかなり隔たっているという話も驚き。
『騎士団長殺し』を読み進める。かなり面白くて夢中になっているのと同時に、過去の村上春樹作品と共通する要素がこれでもかというほど盛り込まれていて、別の意味でも面白い。今は夜中に主人公が目を覚まして超自然的な(?)鈴の音を聴くあたり。
4月21日の日記
統一地方選。投票に行った帰りにスーパーに寄って茄子と鶏肉を買った(タイカレーの具にする)。
「SONGS」のTHE YELLOW MONKEYの回を視聴。名前しか知らないバンドと思っていたけれど、曲は何度も聴いたことがあって好きなやつだった。「バラ色の日々」(Youtube)など。
「輪るピングドラム」の18話と19話と、大河ドラマ「いだてん」の最新話も観た。
「いだてん」は最初から全部観ているわけではないけれど面白い。
今朝は未明に動悸がして目がさめてしまって、それから眠られなかった。体調の悪い夜や、天候不順のときなど、よく動悸で眠れなくなる。単なる神経の問題と思っていたけれど、考えてみると親族に心臓関連の病で手術を受けたり、亡くなったりした人がいる(はず)なので、私もまたそういうことが起こりうるということを意識しておいたほうがいいのかもしれない。
「SONGS」のTHE YELLOW MONKEYの回を視聴。名前しか知らないバンドと思っていたけれど、曲は何度も聴いたことがあって好きなやつだった。「バラ色の日々」(Youtube)など。
「輪るピングドラム」の18話と19話と、大河ドラマ「いだてん」の最新話も観た。
「いだてん」は最初から全部観ているわけではないけれど面白い。
今朝は未明に動悸がして目がさめてしまって、それから眠られなかった。体調の悪い夜や、天候不順のときなど、よく動悸で眠れなくなる。単なる神経の問題と思っていたけれど、考えてみると親族に心臓関連の病で手術を受けたり、亡くなったりした人がいる(はず)なので、私もまたそういうことが起こりうるということを意識しておいたほうがいいのかもしれない。
2019年4月20日土曜日
4月20日の日記:ごろごろチキンカレー、SONGS、輪るピングドラム
松屋の「ごろごろチキンカレー」を買って食べた。昨日お店の前でのぼりを見て気になっていた。チキンが本当にごろごろとしていて歯ごたえがよく、カレーもほどよいスパイシーさで満足。松屋は初体験だったので、少し戸惑ったけれど、会計に電子マネーが使えて楽だった。機会があったらまた別のカレーも購入したい。
NHK総合の「SONGS」という番組の井上陽水の回を観た。トーク部分がとても面白く、笑いながら観た。楽しい。
さらざんまいの第2話を再視聴。幾原邦彦アニメのことだから、春かっぱは見た目通りの無垢な存在ではなく、実は兄の女装に気づいているとか、あるいは何か他の秘密を彼も抱えているとか、そういう展開になるのではないかと思っている。
輪るピングドラム第16話と17話も視聴。16話の祖父殺害→夢か→「すり潰されたりせんぞ、すり潰されたりせんぞ!」の超高速パターンが面白すぎて、シリーズ全体の中でもかなり好きな回。
以前観た時は気づかなかったことだけれど、高倉陽毬の病が高倉家両親のテロ行為に由来する呪いであるとすれば、夏芽マリオの病は夏芽家祖父の呪いによるものなのだろうか?
家族、呪い、自己犠牲を伴う愛あたりが作品のテーマと思うが、呪いの部分はかなり込み入っていてわかりにくい。家族の(犯した罪の)呪いによって子どもたちが病に陥っている、という意味での呪いがある一方で、眞悧という人物もまた、「かえるくん、東京を救う」におけるみみずくんのような抽象的な呪いの擬人化として現れる。それら2つの呪いの関係はいったいどういうことになっているのか、究極的に同じものなのか、同じ呪いではあってもまったくの別物なのか。理屈で考えようとするといまいちよくわからない。
『ナイン・ストーリーズ』をようやく読了。最後まで全編面白かった。
今日は「テディ」を読んだ。最後にテディの死が暗示されていること自体は以前に読んだときもわかってはいたけれど、作中でテディ自身が2度もその死を予告していることには気づいていなかったらしい。それを理解するか否かでまったく話が変わってくる。(以前読んだときには、ただ単に脈絡もなくテディが死んでしまうショッキングな結末だと思っていたが、テディが自分の死ぬことを知っていたという前提で読めば、であるにもかかわらず自分の死地へと遅刻しないように平然と律儀に足を運んでいた。つまり死を恐れる必要がないという自分の考え、主義をそのまま実行に移していたということになる。最後にテディと話していた学者はそのことに気づいて恐怖するのだろう。)
NHK総合の「SONGS」という番組の井上陽水の回を観た。トーク部分がとても面白く、笑いながら観た。楽しい。
さらざんまいの第2話を再視聴。幾原邦彦アニメのことだから、春かっぱは見た目通りの無垢な存在ではなく、実は兄の女装に気づいているとか、あるいは何か他の秘密を彼も抱えているとか、そういう展開になるのではないかと思っている。
輪るピングドラム第16話と17話も視聴。16話の祖父殺害→夢か→「すり潰されたりせんぞ、すり潰されたりせんぞ!」の超高速パターンが面白すぎて、シリーズ全体の中でもかなり好きな回。
以前観た時は気づかなかったことだけれど、高倉陽毬の病が高倉家両親のテロ行為に由来する呪いであるとすれば、夏芽マリオの病は夏芽家祖父の呪いによるものなのだろうか?
家族、呪い、自己犠牲を伴う愛あたりが作品のテーマと思うが、呪いの部分はかなり込み入っていてわかりにくい。家族の(犯した罪の)呪いによって子どもたちが病に陥っている、という意味での呪いがある一方で、眞悧という人物もまた、「かえるくん、東京を救う」におけるみみずくんのような抽象的な呪いの擬人化として現れる。それら2つの呪いの関係はいったいどういうことになっているのか、究極的に同じものなのか、同じ呪いではあってもまったくの別物なのか。理屈で考えようとするといまいちよくわからない。
『ナイン・ストーリーズ』をようやく読了。最後まで全編面白かった。
今日は「テディ」を読んだ。最後にテディの死が暗示されていること自体は以前に読んだときもわかってはいたけれど、作中でテディ自身が2度もその死を予告していることには気づいていなかったらしい。それを理解するか否かでまったく話が変わってくる。(以前読んだときには、ただ単に脈絡もなくテディが死んでしまうショッキングな結末だと思っていたが、テディが自分の死ぬことを知っていたという前提で読めば、であるにもかかわらず自分の死地へと遅刻しないように平然と律儀に足を運んでいた。つまり死を恐れる必要がないという自分の考え、主義をそのまま実行に移していたということになる。最後にテディと話していた学者はそのことに気づいて恐怖するのだろう。)
2019年4月19日金曜日
4月19日の日記:さらざんまい、ローマ人の物語
さらざんまい第2話を視聴。春河(はるかっぱ)がかわいい。
話の内容が、キャラクターが隠し事をしていたり騙していたり勘違いしていたりといった展開で、私はそういう話を観るのが苦手なので、何度も一時停止しながらようやく1話分観ることができた。幾原邦彦監督のアニメを観るときはそういうことが多い。仕方ない。
今日はらき☆すたも輪るピングドラムも観なかった。
『ローマ人の物語』12巻を読了。とうとうカエサルが死んでしまった。さみしい。あとはもう、帝政時代になってドギツい皇帝が登場するのを楽しみにするしかない。
図書館で『ガリア戦記』を予約。どの翻訳がいいかわからないので、とりあえず岩波文庫版と講談社学術文庫版と平凡社ライブラリー版を同時に借りて読み比べてみようと思う。
少し前に話題になっていた缶詰の唐揚げ(ホテイフーズコーポレーション)を買って食べた。味は唐揚げとは思いにくいような何かだった。悪くはないけれど、同じ鳥の缶詰でも焼き鳥の缶詰のほうがおいしいかもと思う。
『現代詩手帖』2019年4月号の川口晴美さんの文章を読んでいて、ふと、この人は以前タイガーアンドバニー界隈で話題になっていた詩集の作者ではないか?という気がして調べてみたら、そのとおりだった。2015年刊の『Tiger is here.』という詩集。
文章の雰囲気とか、言葉の選び方が、なんとなくTwitterでアニメや漫画やゲームや映画の話をしている人々のような感じだなと思ったので。例えば次の段落とか。
not for me というフレーズはそのままTwitterで流行った(流行っている?)表現だし、その他の発想というか、丁寧な言い回しとかに、なんとなく知っている雰囲気を感じた。
話題になっていた『Tiger is here.』自体は今もAmazonで品切れのままのようだけど(出版社にはあるかも)、現代詩文庫の『川口晴美詩集』は新品が入手できるようなので、そのうち読んでみたい。
話の内容が、キャラクターが隠し事をしていたり騙していたり勘違いしていたりといった展開で、私はそういう話を観るのが苦手なので、何度も一時停止しながらようやく1話分観ることができた。幾原邦彦監督のアニメを観るときはそういうことが多い。仕方ない。
今日はらき☆すたも輪るピングドラムも観なかった。
『ローマ人の物語』12巻を読了。とうとうカエサルが死んでしまった。さみしい。あとはもう、帝政時代になってドギツい皇帝が登場するのを楽しみにするしかない。
図書館で『ガリア戦記』を予約。どの翻訳がいいかわからないので、とりあえず岩波文庫版と講談社学術文庫版と平凡社ライブラリー版を同時に借りて読み比べてみようと思う。
少し前に話題になっていた缶詰の唐揚げ(ホテイフーズコーポレーション)を買って食べた。味は唐揚げとは思いにくいような何かだった。悪くはないけれど、同じ鳥の缶詰でも焼き鳥の缶詰のほうがおいしいかもと思う。
『現代詩手帖』2019年4月号の川口晴美さんの文章を読んでいて、ふと、この人は以前タイガーアンドバニー界隈で話題になっていた詩集の作者ではないか?という気がして調べてみたら、そのとおりだった。2015年刊の『Tiger is here.』という詩集。
文章の雰囲気とか、言葉の選び方が、なんとなくTwitterでアニメや漫画やゲームや映画の話をしている人々のような感じだなと思ったので。例えば次の段落とか。
人と出会うのに近いのだから、詩にも相性はあります。図書館でも大型書店の詩集コーナーでもいいから、目につく詩集を開いて、ぱっと見で選んでみてください。小説などはある程度読み進めないと何とも言えないけれど、詩なら一〜二行でも好みに合うかどうか勘が働くのではないでしょうか。ページの見た目、字面の雰囲気から、意味以外のものも伝わってくるはず。ぴんとこなかったら無理して読もうとしなくていい。そんな修行で詩を嫌いになるより、not for me だったなとそっと書棚に戻して次に行きましょう。時間が経てば、もしくは経験を積めば、自分が変化し、ぴんとこなかった詩にもう一度出会い直すときがくるかもしれません。
(川口晴美「世界と出会うための地図」『現代詩手帖』2019年4月号、思潮社、71ページ)
not for me というフレーズはそのままTwitterで流行った(流行っている?)表現だし、その他の発想というか、丁寧な言い回しとかに、なんとなく知っている雰囲気を感じた。
話題になっていた『Tiger is here.』自体は今もAmazonで品切れのままのようだけど(出版社にはあるかも)、現代詩文庫の『川口晴美詩集』は新品が入手できるようなので、そのうち読んでみたい。
2019年4月18日木曜日
4月18日の日記:らき☆すた、プレバト
晴れて少し暖かく。
「らき☆すた」の第13話まで視聴。
最初は正直それほどでもないと思っていたけど、いつのまにか面白く感じられるようになってきた。チューニングが合ってきた? 不気味なところもあるけど。若いや幼いを通り越して赤ちゃんみたいなキャラクターデザインがかわいい。
『ローマ人の物語』の「ユリウス・カエサル ルビコン以後」の中巻を読み進める。作中でポンペイウスとの内戦が終わって以降、読むペースが落ちている。派手な場面がなくなったからというのもあるけれど、もうじきカエサルが死んでしまうのがさびしくて先を読みたくなくなっている。塩野七生の本を読むときはいつもキャラ萌えが中心になる。著者自身がカエサルやポンペイウスに萌えながら書いているからなのだろう。キケロかわいい。
今日放送の「プレバト」の名人と高校生の俳句対決を視聴。松山東高校の学生の方が詠まれた「鉄塊の森の底飛ぶつばくらめ」という句がよかった。対比が効いているし、言葉選びに気合いの入ったよい句だと思う。「鉄塊の森の底」という硬質な言葉がよい。
「らき☆すた」の第13話まで視聴。
最初は正直それほどでもないと思っていたけど、いつのまにか面白く感じられるようになってきた。チューニングが合ってきた? 不気味なところもあるけど。若いや幼いを通り越して赤ちゃんみたいなキャラクターデザインがかわいい。
『ローマ人の物語』の「ユリウス・カエサル ルビコン以後」の中巻を読み進める。作中でポンペイウスとの内戦が終わって以降、読むペースが落ちている。派手な場面がなくなったからというのもあるけれど、もうじきカエサルが死んでしまうのがさびしくて先を読みたくなくなっている。塩野七生の本を読むときはいつもキャラ萌えが中心になる。著者自身がカエサルやポンペイウスに萌えながら書いているからなのだろう。キケロかわいい。
今日放送の「プレバト」の名人と高校生の俳句対決を視聴。松山東高校の学生の方が詠まれた「鉄塊の森の底飛ぶつばくらめ」という句がよかった。対比が効いているし、言葉選びに気合いの入ったよい句だと思う。「鉄塊の森の底」という硬質な言葉がよい。
2019年4月17日水曜日
4月17日の日記:寒い、らき☆すた、輪るピングドラム
毎日寒くて困る。
今日も「らき☆すた」と「輪るピングドラム」を視聴。
らき☆すたは夏休み回の5話か6話まで。ピングドラムは時籠ゆりの回想の15話まで。
らき☆すたは疑問→雑学という会話の流れが多いなと思った。
マツコの知らない世界(茶碗、サメ)も視聴。サメかわいい。
昨日からアイドルマスターシンデレラガールズ でゲーム内イベントの総選挙が始まったので、贔屓のアイドルに投票している。
今年は中野有香さん、佐城雪美さん、依田芳乃さん、砂塚あきらさん、浅利七海さん、財前時子さんを中心に投票する予定。
今日も「らき☆すた」と「輪るピングドラム」を視聴。
らき☆すたは夏休み回の5話か6話まで。ピングドラムは時籠ゆりの回想の15話まで。
らき☆すたは疑問→雑学という会話の流れが多いなと思った。
マツコの知らない世界(茶碗、サメ)も視聴。サメかわいい。
昨日からアイドルマスターシンデレラガールズ でゲーム内イベントの総選挙が始まったので、贔屓のアイドルに投票している。
今年は中野有香さん、佐城雪美さん、依田芳乃さん、砂塚あきらさん、浅利七海さん、財前時子さんを中心に投票する予定。
2019年4月16日火曜日
4月16日の日記:らき☆すた、輪るピングドラム
昨日作ったキーマカレーを食す。
プリンセスコネクト(少し前からよくプレイしているゲーム)をしながら、「らき☆すた」というアニメを観た。断片的な他愛ない会話の集まり。演出が結構トリッキーであるように感じた。
輪るピングドラムを第13話まで視聴。
何度も観て先の先まで覚えているので、初回では気づかなかった演出上の意図や、違和感などに気を取られる。
テロリズムへの共感と拒否。
プリンセスコネクト(少し前からよくプレイしているゲーム)をしながら、「らき☆すた」というアニメを観た。断片的な他愛ない会話の集まり。演出が結構トリッキーであるように感じた。
輪るピングドラムを第13話まで視聴。
何度も観て先の先まで覚えているので、初回では気づかなかった演出上の意図や、違和感などに気を取られる。
テロリズムへの共感と拒否。
2019年4月14日日曜日
4月14日の日記
タイ料理屋でマッサマンカレーをテイクアウトして食べた。美味。
ケンタッキーフライドチキンの新作も食べた。塩味のパリパリしたやつ。
先日から風邪を引いていた。夜更かしと寒さのせいかも。春とは思えない寒さなのに、灯油が切れてしまって難渋してる。早く暖かくなってほしい。
ケンタッキーフライドチキンの新作も食べた。塩味のパリパリしたやつ。
先日から風邪を引いていた。夜更かしと寒さのせいかも。春とは思えない寒さなのに、灯油が切れてしまって難渋してる。早く暖かくなってほしい。
2019年4月9日火曜日
4月9日の日記
ぽっと湧いてでる感傷、感傷、感傷。
昔はよかったなどと、そんなこと思いもしません。
先月までは『私に天使が舞い降りた!』と『ケムリクサ』を(Amazonプライム・ビデオで)熱心に観ていたところが、それが終わってしまって、新しいアニメーションの放送が始まる頃合いだとは思うけれど、何を観るのかということはまだ決まっていない。
といって、いつでも新しいアニメを観るという習慣は私にはなく、さしあたって今日のところは『りゅうおうのおしごと!』を観た。雛鶴あいさんの弟子入りから、夜叉神天衣の弟子入りまで。たぶんこれが三度目の視聴。
今季は幾原邦彦監督の最新作『さらざんまい』があるので、やがてはそれを観ることになるのでしょう。
昨日撮った双葉杏さんのスクリーンショットをTwitterに貼ったのでみてください。
昔はよかったなどと、そんなこと思いもしません。
先月までは『私に天使が舞い降りた!』と『ケムリクサ』を(Amazonプライム・ビデオで)熱心に観ていたところが、それが終わってしまって、新しいアニメーションの放送が始まる頃合いだとは思うけれど、何を観るのかということはまだ決まっていない。
といって、いつでも新しいアニメを観るという習慣は私にはなく、さしあたって今日のところは『りゅうおうのおしごと!』を観た。雛鶴あいさんの弟子入りから、夜叉神天衣の弟子入りまで。たぶんこれが三度目の視聴。
今季は幾原邦彦監督の最新作『さらざんまい』があるので、やがてはそれを観ることになるのでしょう。
昨日撮った双葉杏さんのスクリーンショットをTwitterに貼ったのでみてください。
— えすに (@ssorcc) 2019年4月9日
2019年4月6日土曜日
4月6日の日記:オーシャンズ8
映画『オーシャンズ8』を観た。Amazonで期間限定レンタル100円だったので。
前作までの主人公ダニー・オーシャンの妹が主人公。リブートと聞いていたので、まったく新しい設定で作られた作品かと思っていたけれど、ファンサービス程度に前作とのつながりが描かれていた(主人公たちの血縁関係、前作のキャラの出演)。
テンポがよくて痛快な映画だった。
あるアニメのレヴューで「男のキャラクターがやっていたことをただ女に置き換えているだけ」という批判を見たことがある。その人は多分、男と女はまったく異なる存在で、男には男の、女には女の、それぞれ違った物語があるべきだと考えているのだろう。でも、本当に男と女は違う存在なのだろうか。男がやっていたことを女がやる物語はそんなに不自然なのだろうか。『オーシャンズ8』はそういった疑問(修辞疑問)と近しいところにある作品だったと思う。
お昼にカップヌードルの麻辣味を食べた。量が多くて大変だったけれど、辛くておいしかった。
前作までの主人公ダニー・オーシャンの妹が主人公。リブートと聞いていたので、まったく新しい設定で作られた作品かと思っていたけれど、ファンサービス程度に前作とのつながりが描かれていた(主人公たちの血縁関係、前作のキャラの出演)。
テンポがよくて痛快な映画だった。
あるアニメのレヴューで「男のキャラクターがやっていたことをただ女に置き換えているだけ」という批判を見たことがある。その人は多分、男と女はまったく異なる存在で、男には男の、女には女の、それぞれ違った物語があるべきだと考えているのだろう。でも、本当に男と女は違う存在なのだろうか。男がやっていたことを女がやる物語はそんなに不自然なのだろうか。『オーシャンズ8』はそういった疑問(修辞疑問)と近しいところにある作品だったと思う。
お昼にカップヌードルの麻辣味を食べた。量が多くて大変だったけれど、辛くておいしかった。
2019年4月4日木曜日
4月4日の日記
ビルダーズ2で素材集めと畑作り。ジメジメ島とフサフサ島で素材をコンプリートして、木材などが無制限に使えるようになった。にわとりをたくさん手なづけすぎて、開拓地がにわとりだらけになった。
昨日考えていた通り、空中に畑を作成してみた。地面から離れた場所でもきちんと畑として認識されて、住人が作物の栽培を始めてくれた。畑を垂直に積み重ねられれば、狭い範囲で作付面積を増やすことができるだろう。めでたし。けれど、半ばまで完成した畑のビル(?)を観て、私には設計の能力がないと感じた。
つい先日まで五分咲きだった桜もすっかり満開に近くなっている。今年は寒い日が多いので、少しは長持ちするだろうか。
村上春樹の『騎士団長殺し』の文庫を全4冊購入した。冊数が多い。書店でプロローグ(?)部だけ読んだが、おもしろそう。
それから、『ローマ人の物語』のカエサルの巻を読んでいるので、これが終わったら原典の『ガリア戦記』にあたってみたいと思っている。翻訳はどれを選ぼうか考え中。講談社学術文庫か、岩波文庫か。そういった本は北関東では実際に書店で読み比べて買うことができないので悩ましい。
プレバトの3時間特番を録画して、最初の1時間だけ視聴。俳句のタイトル戦予選。
お酒を飲んだら妙に悲しい気持ちになった。
昨日考えていた通り、空中に畑を作成してみた。地面から離れた場所でもきちんと畑として認識されて、住人が作物の栽培を始めてくれた。畑を垂直に積み重ねられれば、狭い範囲で作付面積を増やすことができるだろう。めでたし。けれど、半ばまで完成した畑のビル(?)を観て、私には設計の能力がないと感じた。
つい先日まで五分咲きだった桜もすっかり満開に近くなっている。今年は寒い日が多いので、少しは長持ちするだろうか。
村上春樹の『騎士団長殺し』の文庫を全4冊購入した。冊数が多い。書店でプロローグ(?)部だけ読んだが、おもしろそう。
それから、『ローマ人の物語』のカエサルの巻を読んでいるので、これが終わったら原典の『ガリア戦記』にあたってみたいと思っている。翻訳はどれを選ぼうか考え中。講談社学術文庫か、岩波文庫か。そういった本は北関東では実際に書店で読み比べて買うことができないので悩ましい。
プレバトの3時間特番を録画して、最初の1時間だけ視聴。俳句のタイトル戦予選。
お酒を飲んだら妙に悲しい気持ちになった。
2019年4月3日水曜日
4月3日の日記:ドラゴンクエストビルダーズ2
ドラゴンクエストビルダーズ2。
超特急でストーリーを進めて、からっぽ島の「みどりの開拓地」に到達した。
川を作って、草地や森を作って、畑を作って。ここに来て自由度がずいぶん上がった。
ストーリー上は鉱石が入手できる島へ行かなくてはいけないのだけど、素材を集めたり畑を作ったり動物を育てたりするのが楽しくて、ストーリーそっちのけでビルドに励んでいる。
明日は2階建ての建物を作って、空中の畑で野菜を育てるのにも挑戦してみようと思う。
モンゾーラで過ごした日々が長かったので、からっぽ島にひとりっきり(おおきづちがいるけど)で残されたルルは餓死しちゃってないかなと心配だったけれど問題なかった。
島に戻ったときにシドーが「おおきづちに変なことされなかったか?」とルルを心配していたのがよかった。変なことって?
ルルにひとりでからっぽ島の留守をさせていたので、とりあえずねぎらう意味でルルの部屋を作成しました。
モンゾーラでいっぱいがんばってくれたシドーの部屋も作ってあげたい。すごく高いところに。
ドラゴンクエストビルダーズ2以外のこと。
今日はNHK総合の「歴史秘話ヒストリア」の室町時代の三大事件の回を視聴した。観応の擾乱、徳政令、応仁の乱。とてもおもしろかった。
あと、昨日またアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージのスクリーンショットを撮影したので観てください。
超特急でストーリーを進めて、からっぽ島の「みどりの開拓地」に到達した。
川を作って、草地や森を作って、畑を作って。ここに来て自由度がずいぶん上がった。
ストーリー上は鉱石が入手できる島へ行かなくてはいけないのだけど、素材を集めたり畑を作ったり動物を育てたりするのが楽しくて、ストーリーそっちのけでビルドに励んでいる。
明日は2階建ての建物を作って、空中の畑で野菜を育てるのにも挑戦してみようと思う。
モンゾーラで過ごした日々が長かったので、からっぽ島にひとりっきり(おおきづちがいるけど)で残されたルルは餓死しちゃってないかなと心配だったけれど問題なかった。
島に戻ったときにシドーが「おおきづちに変なことされなかったか?」とルルを心配していたのがよかった。変なことって?
ルルにひとりでからっぽ島の留守をさせていたので、とりあえずねぎらう意味でルルの部屋を作成しました。
モンゾーラでいっぱいがんばってくれたシドーの部屋も作ってあげたい。すごく高いところに。
ドラゴンクエストビルダーズ2以外のこと。
今日はNHK総合の「歴史秘話ヒストリア」の室町時代の三大事件の回を視聴した。観応の擾乱、徳政令、応仁の乱。とてもおもしろかった。
あと、昨日またアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージのスクリーンショットを撮影したので観てください。
私の好きなカプのプリクラ見て。 pic.twitter.com/knKPrGKSzq
— えすに (@ssorcc) 2019年4月2日
カワイイ〜 pic.twitter.com/dS6wXKYbL1
— えすに (@ssorcc) 2019年4月2日
絶対付き合ってる。 pic.twitter.com/aRCzFwzWOk
— えすに (@ssorcc) 2019年4月2日
2019年4月1日月曜日
4月1日の日記:ビルダーズ2、双葉杏さん
4月ともなれば桜も五分咲きという話は聞くけれど梅と桜の区別が確かにはつかない。枝がむちゃくちゃなのが梅。枝ぶりがつまらないのが桜。と思うけれど果たして。
ドラゴンクエストビルダーズ2は昨日と今日で随分と進んで、今はモンゾーラで一度破壊された大樹を復活させているところ。
あいかわらずキャラクターたちが可愛くて面白い。それだけに副総督のマギールさんが死んでしまったのが悲しかった。あのまま永遠に一緒に小麦やキャベツやキビやトマトやカボチャを作っていたかった。大樹のパワーでマギールさんも復活しないだろうかとはかない期待をしている。
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージでは、昨日新登場した限定SSレアの双葉杏さんをガシャで引くことができた。昨日に引き続き今日もMVやARモードなどで双葉杏さんが踊っている様を眺めていた。
サービス開始間もない頃に恒常の双葉杏さんのSSレアが実装されて以来、ずっと念願だった双葉杏さんなのでとても嬉しい。
ARモードで見ていると、双葉さんが小柄であることがよくわかってしみじみとした気持ちになる。
ドラゴンクエストビルダーズ2は昨日と今日で随分と進んで、今はモンゾーラで一度破壊された大樹を復活させているところ。
あいかわらずキャラクターたちが可愛くて面白い。それだけに副総督のマギールさんが死んでしまったのが悲しかった。あのまま永遠に一緒に小麦やキャベツやキビやトマトやカボチャを作っていたかった。大樹のパワーでマギールさんも復活しないだろうかとはかない期待をしている。
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージでは、昨日新登場した限定SSレアの双葉杏さんをガシャで引くことができた。昨日に引き続き今日もMVやARモードなどで双葉杏さんが踊っている様を眺めていた。
サービス開始間もない頃に恒常の双葉杏さんのSSレアが実装されて以来、ずっと念願だった双葉杏さんなのでとても嬉しい。
ARモードで見ていると、双葉さんが小柄であることがよくわかってしみじみとした気持ちになる。
2019年3月31日日曜日
3月31日の日記:猫、猫、猫
猫が後ろ足で器用に耳の中を搔くのを見て、はあ大したもんだ人間にはとてもこんなことができないと感心して、試みに私も足を持ち上げてみたら、意外や届きましたね、これ。耳に。足が。人間にも意外とできます。
ねこは今日もよく寝て、よく食べ、遊びほうけて、私の足を噛んだ。
午後9時頃からしばらくの間はねこの遊ぶ時間と決まっていて、この時間に人間が遊ぶことを怠ると彼は大変怒って噛んでくるのです。
今日はいったん大いに遊んで、すっかり満足したように見えたので、やれ今晩の遊びはおしまいかと早合点して私はゲーム。数分後には怒りに震えたねこに足を噛まれる運びとなりました。ねこが満足したなどと勝手に判断する権利は人間には許されていないのです。汗水流して精根尽き果てて息を切らせてもう走れない、棒を触れない、かくれんぼできないとなるまで遊び尽くすのが人間の使命、天命なのでした。
必死に謝罪して、噛まないでください、噛まないでくださいと懇願しながら、ドラゴンクエストビルダーズ2を中断して、鬼ごっこ再開。汗が流れる、汗が。
遊びのあとはお腹が減ったのかごはんを要求する。お皿にきちんとごはんがあるので、私は「自分で食べなさい」と言って放っておいたのですが、当然不満らしく、床に寝そべった姿勢で、イライラを見せつけるかのように尻尾をばた、ばた振っておりました。機嫌をなだめようと挨拶(鼻の近くに指を近づける)をしますが、決して応じてはくれません。結局根負けしてごはんを手ずから食べさせてあげることとなりました。ねこは強し、人は悲し。
人にはめっぽう強いねこであっても弱点はあって、ねこは鏡が苦手です。
映った自分の姿を見て「大きな恐ろしいオス猫がいる」と思うのか、決して鏡の方を見ようとしない(つまり鏡の自分と目を合わせようとしない)で目を顔を右に左に上に下にそらすそらす。ふと思い立ってタブレットのカメラを自撮りモードで起動してねこに見せたところ、やはり鏡と同じ反応を示しました。右に左に上に下に、決して自分の姿を見ようとはしないのでした。
ねこは今日もよく寝て、よく食べ、遊びほうけて、私の足を噛んだ。
午後9時頃からしばらくの間はねこの遊ぶ時間と決まっていて、この時間に人間が遊ぶことを怠ると彼は大変怒って噛んでくるのです。
今日はいったん大いに遊んで、すっかり満足したように見えたので、やれ今晩の遊びはおしまいかと早合点して私はゲーム。数分後には怒りに震えたねこに足を噛まれる運びとなりました。ねこが満足したなどと勝手に判断する権利は人間には許されていないのです。汗水流して精根尽き果てて息を切らせてもう走れない、棒を触れない、かくれんぼできないとなるまで遊び尽くすのが人間の使命、天命なのでした。
必死に謝罪して、噛まないでください、噛まないでくださいと懇願しながら、ドラゴンクエストビルダーズ2を中断して、鬼ごっこ再開。汗が流れる、汗が。
遊びのあとはお腹が減ったのかごはんを要求する。お皿にきちんとごはんがあるので、私は「自分で食べなさい」と言って放っておいたのですが、当然不満らしく、床に寝そべった姿勢で、イライラを見せつけるかのように尻尾をばた、ばた振っておりました。機嫌をなだめようと挨拶(鼻の近くに指を近づける)をしますが、決して応じてはくれません。結局根負けしてごはんを手ずから食べさせてあげることとなりました。ねこは強し、人は悲し。
人にはめっぽう強いねこであっても弱点はあって、ねこは鏡が苦手です。
映った自分の姿を見て「大きな恐ろしいオス猫がいる」と思うのか、決して鏡の方を見ようとしない(つまり鏡の自分と目を合わせようとしない)で目を顔を右に左に上に下にそらすそらす。ふと思い立ってタブレットのカメラを自撮りモードで起動してねこに見せたところ、やはり鏡と同じ反応を示しました。右に左に上に下に、決して自分の姿を見ようとはしないのでした。
2019年3月30日土曜日
3月30日の日記:テトリス、ビルダーズ2、サリンジャー
机のカレンダーがまだ1月のままだったので、破いて3月にした。じきに3月も終わる。
Twitch Prime の特典で Nintendo Switch Online が無料になるとのことなので登録してみた。
じつは昨日から何度も登録を試みていたのだけど、エラーがでるばかりでなかなかうまくいかなかった。
ネット上の体験談をたよりに、次のことを試してみたところ、どうにか登録を完了することができた。
(1)Amazonのパスワードの変更。
(2)Amazon Primeの支払い情報の変更。MasterCardからVisaに変更した。
(3)Chromeの「ゲストモード」でログイン。キャッシュが悪さをすることを避けるため。
上記のどれが決め手となったのかはわからないが、とりあえずこれでうまくいった。何度も試しているうちに自然と登録できたと言っている人もいたので、ただのタイミングのせいかもしれない。
ともあれNintendo Switch Onlineを無料で開始できたので、前々から気になっていたTETRIS 99をダウンロードしてプレイしてみた(Nintendo Switch Online会員限定で無料でダウンロードできる)。
実際にプレイしてみるまでどういったゲームかまったく知らなかったので、99人対戦であることに驚いた。1人プレイモードや1対1のモードなどもなく、ただ99人対戦のテトリスだけを繰り返しできるゲーム。
ゲーム一般が苦手であるのと同様、テトリスもやはりあまりうまくないのだけど、それでも高校生の頃にずいぶん熱中していたので、久々のプレイとはいえ何度かやっているうちにカンが取り戻せた。とても楽しい。
今日はランク11まで上がった。
ドラゴンクエストビルダーズ2もプレイした。
今日は2番めの島(モンゾーラ島)の農園でキャベツと小麦を作った。仲間も増えた。キャラクターがコミカルで愉快。
サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」を読んだ。以前読んだときの記憶よりもずっと面白い。小説は日に日に面白くなる。
Twitch Prime の特典で Nintendo Switch Online が無料になるとのことなので登録してみた。
じつは昨日から何度も登録を試みていたのだけど、エラーがでるばかりでなかなかうまくいかなかった。
ネット上の体験談をたよりに、次のことを試してみたところ、どうにか登録を完了することができた。
(1)Amazonのパスワードの変更。
(2)Amazon Primeの支払い情報の変更。MasterCardからVisaに変更した。
(3)Chromeの「ゲストモード」でログイン。キャッシュが悪さをすることを避けるため。
上記のどれが決め手となったのかはわからないが、とりあえずこれでうまくいった。何度も試しているうちに自然と登録できたと言っている人もいたので、ただのタイミングのせいかもしれない。
ともあれNintendo Switch Onlineを無料で開始できたので、前々から気になっていたTETRIS 99をダウンロードしてプレイしてみた(Nintendo Switch Online会員限定で無料でダウンロードできる)。
実際にプレイしてみるまでどういったゲームかまったく知らなかったので、99人対戦であることに驚いた。1人プレイモードや1対1のモードなどもなく、ただ99人対戦のテトリスだけを繰り返しできるゲーム。
ゲーム一般が苦手であるのと同様、テトリスもやはりあまりうまくないのだけど、それでも高校生の頃にずいぶん熱中していたので、久々のプレイとはいえ何度かやっているうちにカンが取り戻せた。とても楽しい。
今日はランク11まで上がった。
ドラゴンクエストビルダーズ2もプレイした。
今日は2番めの島(モンゾーラ島)の農園でキャベツと小麦を作った。仲間も増えた。キャラクターがコミカルで愉快。
サリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」を読んだ。以前読んだときの記憶よりもずっと面白い。小説は日に日に面白くなる。
2019年3月29日金曜日
3月29日の日記:ビルダーズ2、ジョジョリオン、私に天使が舞い降りた!、ケムリクサ
Switchのソフト『ドラゴンクエストビルダーズ2』と、『ジョジョリオン』の単行本20巻を購入。
ビルダーズ2は体験版のセーブデータの続きからプレイして、2個目の島でキャベツを育てるあたりまでプレイ。
シドーとルルがとてもかわいい。何かするたびに主人公とシドーがハイタッチするのもかわいい。チュートリアルのモンスターたちもかわいいし、何もかもがかわいいゲームだ。
ゲームシステム的な部分は、チュートリアルがとても丁寧なので無理なく理解できてる。でも、今はNPCに言われた通りのことをやってるだけだからいいけど、今後自由に自分で考えて街を作れと言われたらうまくできる自信はない。
ジョジョリオン20巻はとても面白かった。
前巻で出てきた羽(うー)先生と廉穂・密葉チームの戦闘。密葉のスタンドはいかにもイマジネーションの力っぽくて、スタンド!という感じがする。矢印で操るのが直感的でわかりやすいし、汎用性も高そう。
先日、「私に天使が舞い降りた!」と「ケムリクサ」の最終回をそれぞれ視聴した。
私に天使が舞い降りた!は原作4巻を読んだ時から、アニメ最終回は文化祭で、演劇部分をフィーチャーするだろうなとは予想していたけれど、予想の範囲を上回る出来だった。まさかミュージカルになるとは! 劇の内容はかなり異様だったけど、劇中劇前後のエピソードも含めて、いい最終回だったと思う。とてもいいアニメでした。
ケムリクサは逆に予想の範囲を超えない最終回だった。良くも悪くも。1話から11話までの作劇が丁寧なので、最後に何が描かれる(べき)かということが一意に決まってしまうところがある。予想を裏切らないいい作品だった。
ビルダーズ2は体験版のセーブデータの続きからプレイして、2個目の島でキャベツを育てるあたりまでプレイ。
シドーとルルがとてもかわいい。何かするたびに主人公とシドーがハイタッチするのもかわいい。チュートリアルのモンスターたちもかわいいし、何もかもがかわいいゲームだ。
ゲームシステム的な部分は、チュートリアルがとても丁寧なので無理なく理解できてる。でも、今はNPCに言われた通りのことをやってるだけだからいいけど、今後自由に自分で考えて街を作れと言われたらうまくできる自信はない。
ジョジョリオン20巻はとても面白かった。
前巻で出てきた羽(うー)先生と廉穂・密葉チームの戦闘。密葉のスタンドはいかにもイマジネーションの力っぽくて、スタンド!という感じがする。矢印で操るのが直感的でわかりやすいし、汎用性も高そう。
先日、「私に天使が舞い降りた!」と「ケムリクサ」の最終回をそれぞれ視聴した。
私に天使が舞い降りた!は原作4巻を読んだ時から、アニメ最終回は文化祭で、演劇部分をフィーチャーするだろうなとは予想していたけれど、予想の範囲を上回る出来だった。まさかミュージカルになるとは! 劇の内容はかなり異様だったけど、劇中劇前後のエピソードも含めて、いい最終回だったと思う。とてもいいアニメでした。
ケムリクサは逆に予想の範囲を超えない最終回だった。良くも悪くも。1話から11話までの作劇が丁寧なので、最後に何が描かれる(べき)かということが一意に決まってしまうところがある。予想を裏切らないいい作品だった。
2019年3月21日木曜日
3月21日の日記:FACE展、VOCA展
現代美術の展覧会を観に行った。損保ジャパン日本興亜美術館のFACE展と上野の森美術館のVOCA展。公募展と推薦という違いはあるものの、いずれも若い作家の作品を集めた展覧会で、知っている名前はなかったけれどすごく楽しかった。
現代美術の感想の例として、よく「わからない」というのが挙げられる。それは大抵の場合は、たぶん「作品の意味」がわからないということなのだろうけど、今日私が多くの作品を観ながら感じたのはそれに似ていて、でも少し違う、どうしてこういう作品を描いたのだろう?という疑問だった。いったいどういう動機でこの画題を選んだのだろうとか、どうしてこの画材を使ったのだろうとか、どういう経緯でこういう描き方にいきついたのだろう、この作者はどういう生活をしているのだろう、描きながら何を考えていたのだろう、といった考えが次から次へと湧いて出た。心の奥底の暗い情熱をキャンバスに塗りたくらずにはいられなかった……という「風」に観える作品もあれば、もっとクールに理知的に制作されたように観える作品もあり、邪推してしまえば「美術の世界でなんとか抜きん出てやろう」と一生懸命になって、そのために新奇なものを作ろうという欲望から抽出されたような絵もあった。でもそういう奇をてらったように見える作品にも、なにか私の知らない内的・文脈的な必然性があるのかもしれないし、すべては謎だ。
お昼は新宿の地下にある直久というラーメン屋で炙りチャーシュー麺を食べた。びっくりするほどチャーシューがいっぱい載っていて食べるのが大変だったけれど満足した。チャーシュー麺を食べるのはとても久しぶりだ。今世紀はまだ食べてなかったかも。
長らく読んでいた『さようなら、私の本よ!』を先週の土曜日にようやく読了した。11月か10月から読んでいたので、かれこれ1クール超もかかったことになる。
同作者の前作『憂い顔の童子』と同じく、終盤が圧倒的に面白くて、最後の方は夢中になって読み進めた。
最後が面白い小説はとてもいい。
今日の移動中は塩野七生の『ローマ人の物語』のガイウス・マリウスやスッラの章を読んでいた。このあたりの部分はローマの政治や社会のありようが次々と変革していくのが面白い。
ファンタジー小説では(と、私が言うのは主に『小説家になろう』などのWeb小説を想定しているが)、村や街や都市や国家や王や皇帝や貴族や僧侶や騎士や領主や企業やギルドや大学や貨幣や法律や財産や民族や人種や宗教や神やなにやかやが当たり前のように登場するが、現実の世界の歴史上でも(ひょっとすると現代でも)まったく自明ではないそれらの概念が異世界の社会の中に当然に存在していて、作中で現代日本語の等価物を与えられているのは考えてみれば変なことだ。
現代美術の感想の例として、よく「わからない」というのが挙げられる。それは大抵の場合は、たぶん「作品の意味」がわからないということなのだろうけど、今日私が多くの作品を観ながら感じたのはそれに似ていて、でも少し違う、どうしてこういう作品を描いたのだろう?という疑問だった。いったいどういう動機でこの画題を選んだのだろうとか、どうしてこの画材を使ったのだろうとか、どういう経緯でこういう描き方にいきついたのだろう、この作者はどういう生活をしているのだろう、描きながら何を考えていたのだろう、といった考えが次から次へと湧いて出た。心の奥底の暗い情熱をキャンバスに塗りたくらずにはいられなかった……という「風」に観える作品もあれば、もっとクールに理知的に制作されたように観える作品もあり、邪推してしまえば「美術の世界でなんとか抜きん出てやろう」と一生懸命になって、そのために新奇なものを作ろうという欲望から抽出されたような絵もあった。でもそういう奇をてらったように見える作品にも、なにか私の知らない内的・文脈的な必然性があるのかもしれないし、すべては謎だ。
お昼は新宿の地下にある直久というラーメン屋で炙りチャーシュー麺を食べた。びっくりするほどチャーシューがいっぱい載っていて食べるのが大変だったけれど満足した。チャーシュー麺を食べるのはとても久しぶりだ。今世紀はまだ食べてなかったかも。
長らく読んでいた『さようなら、私の本よ!』を先週の土曜日にようやく読了した。11月か10月から読んでいたので、かれこれ1クール超もかかったことになる。
同作者の前作『憂い顔の童子』と同じく、終盤が圧倒的に面白くて、最後の方は夢中になって読み進めた。
最後が面白い小説はとてもいい。
今日の移動中は塩野七生の『ローマ人の物語』のガイウス・マリウスやスッラの章を読んでいた。このあたりの部分はローマの政治や社会のありようが次々と変革していくのが面白い。
ファンタジー小説では(と、私が言うのは主に『小説家になろう』などのWeb小説を想定しているが)、村や街や都市や国家や王や皇帝や貴族や僧侶や騎士や領主や企業やギルドや大学や貨幣や法律や財産や民族や人種や宗教や神やなにやかやが当たり前のように登場するが、現実の世界の歴史上でも(ひょっとすると現代でも)まったく自明ではないそれらの概念が異世界の社会の中に当然に存在していて、作中で現代日本語の等価物を与えられているのは考えてみれば変なことだ。
2019年3月10日日曜日
3月10日の日記:iPhone 6s
買い物。
バッテリーがへたりにへたっていたiPhone 5sを、中古のiPhone 6sに買い替え。データの移行も無事終了。極めて快適。
電池のもちがよくなったことだし、ポケモンGOを再開しようか思案中。
応対してくれた店員さんがまだ仕事に慣れていない新人のようで、商品の取り出し方からクレジットカード決済の方法まで、何から何まで先輩店員に聞いていた。がんばれ。
無印良品でジーパンと、レトルトカレーも購入。グリーンカレーとビーフカレー。
イーガンの『シルトの梯子』と、塩野七生の『ローマ人の物語』を読み進める。
ローマ人の〜は現在『ハンニバル戦記』の文庫版下巻に差し掛かったところ。
シルトの梯子は主人公チカヤと幼馴染のマリアマが再会したあたりまで。
バッテリーがへたりにへたっていたiPhone 5sを、中古のiPhone 6sに買い替え。データの移行も無事終了。極めて快適。
電池のもちがよくなったことだし、ポケモンGOを再開しようか思案中。
応対してくれた店員さんがまだ仕事に慣れていない新人のようで、商品の取り出し方からクレジットカード決済の方法まで、何から何まで先輩店員に聞いていた。がんばれ。
無印良品でジーパンと、レトルトカレーも購入。グリーンカレーとビーフカレー。
イーガンの『シルトの梯子』と、塩野七生の『ローマ人の物語』を読み進める。
ローマ人の〜は現在『ハンニバル戦記』の文庫版下巻に差し掛かったところ。
シルトの梯子は主人公チカヤと幼馴染のマリアマが再会したあたりまで。
2019年3月8日金曜日
3月8日の日記:奇想の系譜展
東京都美術館で開催されている『奇想の系譜展』を観に行った。若冲や歌川国芳など。展覧会のタイトルにふさわしい、おもしろい絵が多数あった。鈴木其一のビビッドカラーの屏風と、長沢芦雪の『白象黒牛図屏風』が特に気に入った。
平日ということもあってか、思っていたよりも人は少なかったが、入ってすぐに展示されていた若冲のコーナーではやはり人だかりができていた。基本的にどの展覧会でも一番最初の展示が一番人が混み合うし、しかもそれがある意味目玉でもあろう若冲ならなおさらと思う。それでも同美術館でいつか開催されていた若冲展ほどの混み合いではなかったので、よかった。
また、日本の絵の特性と、絵の配置・順路がマッチしていないなと思うことが何度かあった。日本の絵は、屏風にせよ巻物にせよ、基本的に右から左へと時間が経過していく(それゆえに右から観始めて左へと進んでいくと一番自然に観られる)ものだ(と思う)。ところが今回の展覧会では、順路の都合上、どうしても左から右へと流れて絵を眺めなければならないことが多々あり、そこで食い違いが生じていた。人間の流れに逆らって観るのは困難だし、流れに従っていくと例えば「秋から夏へ」など四季の変化を遡って観ることになる。そういう鑑賞の仕方がまったくよくないとは言わないまでも、自然な鑑賞法がまず可能であってしかるべきではないか。
駅の本屋に入って『私に天使が舞い降りた!』単行本第4巻を探したが、見つからず。
そのかわり川上未映子と多和田葉子の小説、大林太良の『神話学入門』と池上良正『死者の救済史』(ちくま学芸文庫版)を購入した。
多和田葉子の本は初なので楽しみ。
夕食は昨夜のカレー(サグチキンカレー)と、コンビニで買った鶏のから揚げ。食べ過ぎた。
平日ということもあってか、思っていたよりも人は少なかったが、入ってすぐに展示されていた若冲のコーナーではやはり人だかりができていた。基本的にどの展覧会でも一番最初の展示が一番人が混み合うし、しかもそれがある意味目玉でもあろう若冲ならなおさらと思う。それでも同美術館でいつか開催されていた若冲展ほどの混み合いではなかったので、よかった。
また、日本の絵の特性と、絵の配置・順路がマッチしていないなと思うことが何度かあった。日本の絵は、屏風にせよ巻物にせよ、基本的に右から左へと時間が経過していく(それゆえに右から観始めて左へと進んでいくと一番自然に観られる)ものだ(と思う)。ところが今回の展覧会では、順路の都合上、どうしても左から右へと流れて絵を眺めなければならないことが多々あり、そこで食い違いが生じていた。人間の流れに逆らって観るのは困難だし、流れに従っていくと例えば「秋から夏へ」など四季の変化を遡って観ることになる。そういう鑑賞の仕方がまったくよくないとは言わないまでも、自然な鑑賞法がまず可能であってしかるべきではないか。
駅の本屋に入って『私に天使が舞い降りた!』単行本第4巻を探したが、見つからず。
そのかわり川上未映子と多和田葉子の小説、大林太良の『神話学入門』と池上良正『死者の救済史』(ちくま学芸文庫版)を購入した。
多和田葉子の本は初なので楽しみ。
夕食は昨夜のカレー(サグチキンカレー)と、コンビニで買った鶏のから揚げ。食べ過ぎた。
2019年2月18日月曜日
2月18日の日記:カレー、UQホルダー、私に天使が舞い降りた!
「しばらく日記帳から抜粋した日記を載せます」と書いたにもかかわらず載せなかったのはその後日記をまるで書かなかったから。どっとはらい。
今日は書店によって『UQホルダー』の第19巻と、『シルトの梯子』の文庫を買った。
UQホルダーは前半がキャラの回想編、後半がラブコメパート。最近の単行本のルーチンみたいになってる。シリアスバトル、ラブコメ、回想編、ラブコメ、バトル。
桜雨キリヱさんがいっぱい出ていたのでよかった。
昼食はアジアンレストランにカレーを食べに行った。
注文したのはキーマカレーだけど出てきたのはバターチキンカレー。
会計の際に「何を食べましたか?」と聞かれたので、「注文したのはキーマカレーですが、食べたのはバターチキンカレーだったみたいです」と申告したら、「間違えちゃった」と言われた。バターチキンカレーの値段を支払った(キーマカレーより高い)。
同じ店でそのような愉快なエピソードを複数体験している。
ここ最近は『ケムリクサ』と『私に天使が舞い降りた!』というアニメに熱中している。
今日は『私に天使が舞い降りた!』の第1話と第2話を再視聴した。とてもかわいい。ひなたがかわいい。iTunesで購入したOP曲とED曲もいっぱい聴いている。
『仮面ライダージオウ』も2週分続けて視聴。アナザーリュウガ後編と、アナザーキカイ前編。ツクヨミがたった一話で「ソウゴが魔王になるなんて信じてないよ」からの「やっぱり魔王なんだ、殺さなきゃ」へと急転直下の変化を見せていて笑ってしまった。ジオウが力を使って何をするかじゃなくて、オウマジオウの力を持つこと自体が問題で、悪いことらしい。
もう完全にジオウにほだされてしまったゲイツにかわってこれからはツクヨミが緊張感保つ役割を担うっぽい。このまま順調にボス化してほしい。
今日は書店によって『UQホルダー』の第19巻と、『シルトの梯子』の文庫を買った。
UQホルダーは前半がキャラの回想編、後半がラブコメパート。最近の単行本のルーチンみたいになってる。シリアスバトル、ラブコメ、回想編、ラブコメ、バトル。
桜雨キリヱさんがいっぱい出ていたのでよかった。
昼食はアジアンレストランにカレーを食べに行った。
注文したのはキーマカレーだけど出てきたのはバターチキンカレー。
会計の際に「何を食べましたか?」と聞かれたので、「注文したのはキーマカレーですが、食べたのはバターチキンカレーだったみたいです」と申告したら、「間違えちゃった」と言われた。バターチキンカレーの値段を支払った(キーマカレーより高い)。
同じ店でそのような愉快なエピソードを複数体験している。
ここ最近は『ケムリクサ』と『私に天使が舞い降りた!』というアニメに熱中している。
今日は『私に天使が舞い降りた!』の第1話と第2話を再視聴した。とてもかわいい。ひなたがかわいい。iTunesで購入したOP曲とED曲もいっぱい聴いている。
『仮面ライダージオウ』も2週分続けて視聴。アナザーリュウガ後編と、アナザーキカイ前編。ツクヨミがたった一話で「ソウゴが魔王になるなんて信じてないよ」からの「やっぱり魔王なんだ、殺さなきゃ」へと急転直下の変化を見せていて笑ってしまった。ジオウが力を使って何をするかじゃなくて、オウマジオウの力を持つこと自体が問題で、悪いことらしい。
もう完全にジオウにほだされてしまったゲイツにかわってこれからはツクヨミが緊張感保つ役割を担うっぽい。このまま順調にボス化してほしい。
2019年1月11日金曜日
2019年1月1日から1月11日の日記
・しばらく日記帳から抜粋した日記を載せます。
2019年1月1日木曜日 快晴 歩いた歩数:8,255歩 睡眠時間:7時間44分
気持ちの良い天候。気温は低いが風はなく心地よい。
早くに出かけたので、神社の参拝客もまだ少なく、短時間で初詣を済ますことができた。
昼食はセブンイレブンで買った〆鯖の寿司とななチキ。
午後に昨夜録画した『笑ってはいけない』を半分ほど観る。
(…)
FGOで福袋からモリアーティ、PUガチャから新登場の紅閻魔。
デレステは小早川紗枝が昨日出た。今日はフェス限の渋谷。
夕方から兄夫婦が。夕食はスキヤキ。ビールと日本酒を飲む。
1月4日 金曜日 快晴
一昨日に(……)で飲み会。牡蠣鍋、卵黄の天ぷらなど美味。店内静かで満足。
昨日は墓参後に(……)で煮込みハンバーグ。兄夫婦帰る。
今日はデレステでフェス限の智絵里と恒常の藤原さん。
正月気分抜けきらず、定期の掃除失念。
午後にATMからお金をおろしてSuicaに入金。
(……)で『超電磁砲』第14巻を購入し、読む。くのいち。
夕食はおせちの残り、ロマネスコとチキンのサラダ、とろろ汁。
プレバトの特番を視聴。俳句冬のタイトル戦。
1月5日 土曜日 快晴
午前から国立西洋美術館でルーベンス展を観覧。
16世紀の絵画だが、想像していたよりもずっとモダンな作風だった。神話画、宗教画など、よいものがたくさんあった。出展が『黄金伝説』の絵が多かった。
昼は旦妃楼飯店であんかけ焼きそば。夕食は上野で買ったクリームコロッケとメンチカツ。(……)で買ったパン各種(パニーニなど)。
正月の残りのプレミアムモルツを飲む。
正月放送のモヤモヤさまぁ~ず2を視聴。大分。
『さようなら、私の本よ!』を読み進めている。奇妙な小説。
1月9日 水曜日 快晴
晴れて寒い日が続く。午前に仮面ライダージオウ。
このところ体調やや悪い。無為な日を過ごす。
夕食は飯寿司、メカブ、絹揚げと白菜の中華炒め、ホウレンソウのグラタン。
マツコの知らない世界視聴。カップラーメンの世界。
『さようなら、私の本よ!』読む。ピエール・ガスカルの翻訳について。
1月10日 木曜日 曇り
寒い。アイドルマスターシンデレラガールズで新アイドル砂塚あきらが登場する。あまりにも可愛くて夢中になり、一瞬で特訓まで済ませて、絵まで描いてしまった。Twitterでファンアートを見つけ次第ファボ。
夕食はけんちん汁、松前漬け、中華炒め、豚の生姜焼き、キャベツ。
マツコの知らない世界(失恋ソング)。
1月11日 金曜日 快晴 8,786歩 8時間5分
相変わらず砂塚あきら。他のことを考える時間が減った。異常。
からくりサーカス第13話「ルシール」と、ケムリクサ第1話を視聴。からくりはやや低調。今ひとつ盛り上げりに欠ける。アニメの演出のせいか、原作がさほどでもないパートなのか判断がつかない。あるいは、最終戦のようなことを言っているが、放送の話数と時期からして、どうせ決定的なことにはならないと分かりきっているのが気分が乗らない理由か。いつまで続くか、最終地点がどこなのかわからない連載漫画だったら違ったのかも。
ケムリクサはまだよくわからないが、世界が好きなのと、リナたちが可愛かった。ガールミーツボーイになりそう。
駅に行く途上で何らかの鳥の死骸を見た。今年初か二度目か。
ATMでお金をおろし、必要な振込を済ませる。
セブンイレブンで伊右衛門茶と肉まん。昼に餅とカップヌードル(ミルクシーフード)を食べたので、やや炭水化物過多。
夕食はししゃも、回鍋肉、卵豆腐、けんちん。食後にパルムアイス。
プレバト視聴。俳句(書き初め)、和食(縁起和食)。俳句の「けり」という助動詞の使い方に疑問。俳句の文語では「けり」を単なる「した」の意味の過去に使ってよいのだろうか。
昨年末頃からよく四股を踏んでいる。最初の頃は慣れない筋肉を使って筋肉痛になったが、だんだんと楽しくなってきた。母が每日続けたことによって日常の所作が楽になったとの実験を話していた。私も続けたい。
2019年1月1日木曜日 快晴 歩いた歩数:8,255歩 睡眠時間:7時間44分
気持ちの良い天候。気温は低いが風はなく心地よい。
早くに出かけたので、神社の参拝客もまだ少なく、短時間で初詣を済ますことができた。
昼食はセブンイレブンで買った〆鯖の寿司とななチキ。
午後に昨夜録画した『笑ってはいけない』を半分ほど観る。
(…)
FGOで福袋からモリアーティ、PUガチャから新登場の紅閻魔。
デレステは小早川紗枝が昨日出た。今日はフェス限の渋谷。
夕方から兄夫婦が。夕食はスキヤキ。ビールと日本酒を飲む。
1月4日 金曜日 快晴
一昨日に(……)で飲み会。牡蠣鍋、卵黄の天ぷらなど美味。店内静かで満足。
昨日は墓参後に(……)で煮込みハンバーグ。兄夫婦帰る。
今日はデレステでフェス限の智絵里と恒常の藤原さん。
正月気分抜けきらず、定期の掃除失念。
午後にATMからお金をおろしてSuicaに入金。
(……)で『超電磁砲』第14巻を購入し、読む。くのいち。
夕食はおせちの残り、ロマネスコとチキンのサラダ、とろろ汁。
プレバトの特番を視聴。俳句冬のタイトル戦。
1月5日 土曜日 快晴
午前から国立西洋美術館でルーベンス展を観覧。
16世紀の絵画だが、想像していたよりもずっとモダンな作風だった。神話画、宗教画など、よいものがたくさんあった。出展が『黄金伝説』の絵が多かった。
昼は旦妃楼飯店であんかけ焼きそば。夕食は上野で買ったクリームコロッケとメンチカツ。(……)で買ったパン各種(パニーニなど)。
正月の残りのプレミアムモルツを飲む。
正月放送のモヤモヤさまぁ~ず2を視聴。大分。
『さようなら、私の本よ!』を読み進めている。奇妙な小説。
1月9日 水曜日 快晴
晴れて寒い日が続く。午前に仮面ライダージオウ。
このところ体調やや悪い。無為な日を過ごす。
夕食は飯寿司、メカブ、絹揚げと白菜の中華炒め、ホウレンソウのグラタン。
マツコの知らない世界視聴。カップラーメンの世界。
『さようなら、私の本よ!』読む。ピエール・ガスカルの翻訳について。
1月10日 木曜日 曇り
寒い。アイドルマスターシンデレラガールズで新アイドル砂塚あきらが登場する。あまりにも可愛くて夢中になり、一瞬で特訓まで済ませて、絵まで描いてしまった。Twitterでファンアートを見つけ次第ファボ。
夕食はけんちん汁、松前漬け、中華炒め、豚の生姜焼き、キャベツ。
マツコの知らない世界(失恋ソング)。
1月11日 金曜日 快晴 8,786歩 8時間5分
相変わらず砂塚あきら。他のことを考える時間が減った。異常。
からくりサーカス第13話「ルシール」と、ケムリクサ第1話を視聴。からくりはやや低調。今ひとつ盛り上げりに欠ける。アニメの演出のせいか、原作がさほどでもないパートなのか判断がつかない。あるいは、最終戦のようなことを言っているが、放送の話数と時期からして、どうせ決定的なことにはならないと分かりきっているのが気分が乗らない理由か。いつまで続くか、最終地点がどこなのかわからない連載漫画だったら違ったのかも。
ケムリクサはまだよくわからないが、世界が好きなのと、リナたちが可愛かった。ガールミーツボーイになりそう。
駅に行く途上で何らかの鳥の死骸を見た。今年初か二度目か。
ATMでお金をおろし、必要な振込を済ませる。
セブンイレブンで伊右衛門茶と肉まん。昼に餅とカップヌードル(ミルクシーフード)を食べたので、やや炭水化物過多。
夕食はししゃも、回鍋肉、卵豆腐、けんちん。食後にパルムアイス。
プレバト視聴。俳句(書き初め)、和食(縁起和食)。俳句の「けり」という助動詞の使い方に疑問。俳句の文語では「けり」を単なる「した」の意味の過去に使ってよいのだろうか。
昨年末頃からよく四股を踏んでいる。最初の頃は慣れない筋肉を使って筋肉痛になったが、だんだんと楽しくなってきた。母が每日続けたことによって日常の所作が楽になったとの実験を話していた。私も続けたい。
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