2019年6月23日日曜日

小津安二郎監督の『早春』を観た。
いつもの小津映画。小津映画はおおよそ次の2パターンに分類できる。嫁に行く・行かせる話。嫁に行ったあとの夫婦の話。『早春』は後者で、倦怠期の夫婦が浮気が原因で喧嘩をするが、最後には仲直りをして再出発する話。
早春という題の意味がよくわからなかったけど、多分若い夫婦の再出発の隠喩なのだろう(タイトルと内容があまり関係がないのも小津映画の定番)。とてもとてもおもしろかった。