2019年6月15日土曜日



ノートをとりながら本を読むということをしばらくしていなかったけれど、やはりそういうことをしていかなくちゃだめなんだな、という気づきがあったので、これからはまたしばらくちゃんとメモをとることにする。
メモをとるのは面倒くさいし、手を動かすために読書がそのつど中断されて、読むスピードが落ちるのがいやだったのだけど、本をすばやく読むということはもはや今の私の生活のうえであまり意味はなく、一冊の本を読むことの価値を高めていく方がずっと良い。
メモを取っていた頃に読んだ何冊かの本は、それは私の中にしっかりと残っていて、メモをあえて読み返さずともその本についての記憶を蘇らせることができることができるけれど、メモをとらずにすばやく読んだ本については、比較的記憶がうすいし、内容の理解も浅いという実感がある。
というのはかなり単純化した話で、「おそらくそうだろう」という予断があるからこそそんなふうに思えるだけかもしれないけど、だけど、でも、おそらくそうなのだろう。