2019年6月23日日曜日

小津安二郎監督の『早春』を観た。
いつもの小津映画。小津映画はおおよそ次の2パターンに分類できる。嫁に行く・行かせる話。嫁に行ったあとの夫婦の話。『早春』は後者で、倦怠期の夫婦が浮気が原因で喧嘩をするが、最後には仲直りをして再出発する話。
早春という題の意味がよくわからなかったけど、多分若い夫婦の再出発の隠喩なのだろう(タイトルと内容があまり関係がないのも小津映画の定番)。とてもとてもおもしろかった。

2019年6月18日火曜日


1)Fate/Grand Orderの第2部第4章をクリアした。
2)最近「奴隷との生活:Teaching Fealing」という同人ゲーム(成人向け)をプレイしている。
3)多和田葉子の「無精卵」という小説を読んでいる。この小説を読む体験と、「奴隷との生活」をプレイする感覚が近いような気がした。私の中だけに生まれる連想ゲーム。
4)Switch版のFinal Fantasy IXをプレイしている。レベル上げが楽しい。黒魔道士のビビがかわいい。

2019年6月15日土曜日



ノートをとりながら本を読むということをしばらくしていなかったけれど、やはりそういうことをしていかなくちゃだめなんだな、という気づきがあったので、これからはまたしばらくちゃんとメモをとることにする。
メモをとるのは面倒くさいし、手を動かすために読書がそのつど中断されて、読むスピードが落ちるのがいやだったのだけど、本をすばやく読むということはもはや今の私の生活のうえであまり意味はなく、一冊の本を読むことの価値を高めていく方がずっと良い。
メモを取っていた頃に読んだ何冊かの本は、それは私の中にしっかりと残っていて、メモをあえて読み返さずともその本についての記憶を蘇らせることができることができるけれど、メモをとらずにすばやく読んだ本については、比較的記憶がうすいし、内容の理解も浅いという実感がある。
というのはかなり単純化した話で、「おそらくそうだろう」という予断があるからこそそんなふうに思えるだけかもしれないけど、だけど、でも、おそらくそうなのだろう。