2019年4月19日金曜日

4月19日の日記:さらざんまい、ローマ人の物語

さらざんまい第2話を視聴。春河(はるかっぱ)がかわいい。
話の内容が、キャラクターが隠し事をしていたり騙していたり勘違いしていたりといった展開で、私はそういう話を観るのが苦手なので、何度も一時停止しながらようやく1話分観ることができた。幾原邦彦監督のアニメを観るときはそういうことが多い。仕方ない。
今日はらき☆すたも輪るピングドラムも観なかった。

『ローマ人の物語』12巻を読了。とうとうカエサルが死んでしまった。さみしい。あとはもう、帝政時代になってドギツい皇帝が登場するのを楽しみにするしかない。
図書館で『ガリア戦記』を予約。どの翻訳がいいかわからないので、とりあえず岩波文庫版と講談社学術文庫版と平凡社ライブラリー版を同時に借りて読み比べてみようと思う。

少し前に話題になっていた缶詰の唐揚げ(ホテイフーズコーポレーション)を買って食べた。味は唐揚げとは思いにくいような何かだった。悪くはないけれど、同じ鳥の缶詰でも焼き鳥の缶詰のほうがおいしいかもと思う。

『現代詩手帖』2019年4月号の川口晴美さんの文章を読んでいて、ふと、この人は以前タイガーアンドバニー界隈で話題になっていた詩集の作者ではないか?という気がして調べてみたら、そのとおりだった。2015年刊の『Tiger is here.』という詩集。
文章の雰囲気とか、言葉の選び方が、なんとなくTwitterでアニメや漫画やゲームや映画の話をしている人々のような感じだなと思ったので。例えば次の段落とか。

人と出会うのに近いのだから、詩にも相性はあります。図書館でも大型書店の詩集コーナーでもいいから、目につく詩集を開いて、ぱっと見で選んでみてください。小説などはある程度読み進めないと何とも言えないけれど、詩なら一〜二行でも好みに合うかどうか勘が働くのではないでしょうか。ページの見た目、字面の雰囲気から、意味以外のものも伝わってくるはず。ぴんとこなかったら無理して読もうとしなくていい。そんな修行で詩を嫌いになるより、not for me だったなとそっと書棚に戻して次に行きましょう。時間が経てば、もしくは経験を積めば、自分が変化し、ぴんとこなかった詩にもう一度出会い直すときがくるかもしれません。
(川口晴美「世界と出会うための地図」『現代詩手帖』2019年4月号、思潮社、71ページ)

not for me というフレーズはそのままTwitterで流行った(流行っている?)表現だし、その他の発想というか、丁寧な言い回しとかに、なんとなく知っている雰囲気を感じた。
話題になっていた『Tiger is here.』自体は今もAmazonで品切れのままのようだけど(出版社にはあるかも)、現代詩文庫の『川口晴美詩集』は新品が入手できるようなので、そのうち読んでみたい。