2018年10月12日金曜日

好奇心、感動の消失


このところとみに好奇心が薄れつつあるのを感じる。
音楽に限らず、小説でも漫画でも映画でも、若い頃よりも新しい作品、新しい作者に手を出すことが少なくなった。
意識して新しいものに近付こうとしていかないと、これからどんどん関心が先細りしていくだけだろうなという予感がある。
漫画を描くことも年々間遠になっているし、学問への意欲も急速に失ってしまった。

また、それと関連しつつも別の問題として、物事に触れて感動することが減っている自覚があり、こちらがより大きな問題点となっている。「箸が転んでもおかしい年頃」には、様々な感情が今よりも強かった。
この数年は何事にせよ以前ほど心揺さぶられなくなっている。幸福感や、楽しいという感情が湧きにくい。あるいはそれらとは反対の負の感情もまた。(こうした無感動の原因を自らにではなく外に求めると「最近の○○はつまらなくなった」という論をぶつことになるのだろう。)
こちらの問題については、単純に姿勢や意識によって改善できるものか自信がない。

こうした無感動は年齢的なもので、このまま下り坂を転げ落ちるように生活から彩りが消えていくものなのか、それとも私が現在一時的に疲れているからこのように感じるだけなのか、果たして。