2023年4月4日火曜日

2023年1月〜3月に読んだ小説、漫画、観た映画、やったゲーム

年末に2023年の日々の目標を色々と考えたけど、「ミステリとSFを読む」「映画を観る」「有酸素運動をする」くらいしか達成できてない。
そういうわけで、読んだ小説や漫画 etc. よかったやつ。


 ・小説
アンディ・ウィアー『アルテミス』上下、小野田和子訳、ハヤカワ文庫
西尾維新『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』講談社ノベルス
村上春樹『一人称単数』文春文庫
スタニスワフ・レム『ソラリス』沼野充義訳、ハヤカワ文庫

・漫画
こかむも『ぬるめた』3
白井もも吉『偽物協会』3
ナガノ『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』5
中野でいち『君の戦争、僕の蛇』3
ばらスィー『苺ましまろ』9
福田晋一『その着せかえ人形は恋をする』11
殆ど死んでいる『異世界おじさん』1〜9
優しい内臓『死神ドットコム』2

・映画
ポール・ヴァーホーベン監督『ベネデッタ』2021
大島渚監督『戦場のメリークリスマス』1983
黒沢清監督『岸辺の旅』2015
今敏監督『東京ゴッドファーザーズ』2003
『ユーリー・ノルシュテイン傑作選』
ジョージ・ロイ・ヒル監督『明日に向って撃て!』1969
S・S・ラージャマウリ監督『RRR』2022

・ゲーム
『トゥーディーとトップディー』diet zribi、2022
『ポケットモンスター スカーレット』任天堂、2022


小説。
ミステリは久々の戯言シリーズの新作『キドナプキディング』がよかった。いちど終わった作品の続編ってどうなのかと思ったけど、ちゃんと楽しかった。萌え萌え。
SFはレムの『ソラリス』。映画や批評などから事前に抱いていたイメージとはかなり異なる作品。ソラリス学についての長々しい語りがよかった。

漫画。
異色のきらら4コマ作品『死神ドットコム』第2巻が出色の出来。2022年度の百合作品の中でトップじゃないかな。
おなじくきらら4コマの『ぬるめた』も第2巻に続いておもしろい。同作者の『クロシオカレント』も先日読んで、こちらもなかなかよかった。

映画。新作と旧作をあれこれ。
『戦場のメリークリスマス』は4K修復版。クライマックスのセリアズのキス。ヒックスリーの命を守ったということ以上に、ヨノイに「殺させなかった」ということに、偉大さがある。以前にも観ていたけど、今までこの映画の急所をわかっていなかったなと思った。
ノルシュテイン傑作選は権利切れで日本で観られなくなるという話だったので、駆け込みで。「霧の中のハリネズミ」がキュート。

ゲーム。ほとんどやってない。たぶん累積で5時間から10時間くらい?
去年からプレイしていて今年クリアした『ポケットモンスター スカーレット』が楽しかった。あれこれ不満点はあるけど、ストーリーとキャラがよい。
『トゥーディーとトップディー』はインディーズのパズルアクションゲーム。私には難しいけどあれこれ悩んで謎が解けると楽しい。

TVアニメはたぶんほぼ観てない(アニメ映画はいくつか観たけど)。去年から放送延期してた『異世界おじさん』くらい?

CSのフジテレビONEを契約して、有野課長の『ゲームセンターCX』を観ている。楽しいね。
あとはなんだろう。特に人生で面白いことはなかった。エゴン・シーレ展は今年観に行ったんだっけ? よかった。