往復の電車では読みたかった文献と、岡田利規の『わたしたちに許された特別な時間の終わり』の続きを読みすすめる。「わたしの場所の複数」。先日読んだ「三月の5日間」も面白かったけど、「わたしの場所の〜」はよりいっそういい。地の文で吹き出しそうになった。
右足の親指の裏側の脇のほうが、いつのまにか、人差し指の上に乗っかるような感じになっていた。汗ばんでいるせいで皮膚がべっとりして、引っ付きやすくなっていたせいもあって、そうなっていたのだと思う。わたしは、左足の親指も同じようにした。足の親指がいつのまにか人差し指の上に乗っかるようになっていた、というのもあるあるという感じで面白いんだけど、そのあと「左足の親指も同じようにした」ってリアルすぎて面白すぎません? たしかにそういうことするけど、そんなこと書くか、ふつう小説に? 無意味すぎて笑える。
(岡田利規「わたしの場所の複数」)
小説の他の部分も、ずっと寝不足でネットサーフィンしてるときだけ脳がはっきりするとか、自分の夫はもしかしたらどこかでブログを書いているかもしれない、そのブログを見つけられたらあのときわからなかった夫の気持ちがわかるかもしれないとか主人公がずっと考えていて面白い。
帰宅後はアイドルマスターシンデレラガールズのイベントをやったり、小林さんちのメイドラゴン1巻を読んだり、久々に中国語の勉強をしたり。
昨日に引き続きぷちます!を観ながら島地黙雷の本も読む。
睡眠時間は7時間40分(22:47〜6:37)。歩いた歩数は10,216歩。