2018年1月26日金曜日

1月26日の日記:蜂飼耳詩集

昨晩寝室があまりにさむくてなにかへんだなと思ったら窓が開いていた。とてもかなしい。
さむくて眠れないので、ストーブを点けて、それから部屋があたたまるまで蜂飼耳詩集を読んでいた。
蜂飼耳さんの詩集は以前手に取ったときには、読むためのとっかかりがつかめなくて、少し読んでやめてしまっていたのだけど、今回ふと文字を目で追いながら口を動かしてみたら、たいへんおもしろく読めた。
蜂飼耳さんの詩は、目の要素も口と耳の要素も、どちらも目いっぱい使っているので、目だけではなく、口や耳も使って読むと、楽しさが増す、と思う。
まず、一行や一句にこだわらずに全体を通してなだらかに口で読んでみて、それから振り返って目で黙読、また口で、などのように読むと、楽しい。
楽しみ方のわからなかったものの楽しみ方がわかるということはうれしい。
そういうことに、昨晩は興奮して、今日も蜂飼耳詩集を少し読んでいた。

風邪がまだ続いているらしくて、喉などにやや不調。

ねこのいたずらを見つけたときに、大きな声で怒鳴ってしまったことで、落ち込む。

今晩、NHKのBSプレミアムで映画『二十四時間の情事』がやるそうなので、録画予約をした。