2018年7月10日火曜日

7月10日の日記:『ディアスポラ』読了

『ディアスポラ』読了。最終盤の《とかげ座》の真実が明かされて以降のヤチマとパオロの孤独な旅が面白くて、夢中になって一息に読んでしまった。
作品の内容、というかストーリーについて、過去に読んだ時にはきちんと認識していなかった事実がいくつかあったということに気づけた。
例えば、第2部のラストでイノシロウが価値ソフトを導入した意味・動機(とかげ座の苦しみから逃れるために、何者にも心を動かされない精神を獲得したかった)。あるいは、《ワンの絨毯》を解読した元グレイズナーの《カーター–ツィマーマン》市民が、第2部で《とかげ座》の徴候を最初に発見したグレイズナー・ロボットであったことなど(登場人物の名前をちゃんと覚えていなくて、その2者が同一人物だということを見落としていた)。
何度目かの再読のせいか、途中「流石に飽きてきた」と思う箇所もあったけれど、それでもやはり最初に言ったようにラストの部分は非常によかった。

今日はどういうわけか腰が痛かった。この数年は腰の痛みを覚えることがあまりなかったので不思議に思った。
慣れない椅子で長時間の作業をしていたせいか、あるいは先日の筋トレによる筋肉痛か、と推測している。最近はバランスボールに座っているので、そちらになれてしまい、椅子で長時間過ごすのが難しくなっている。筋肉痛だとすれば、もう少し筋トレの頻度をあげて、きちんと身体を作らなければいけない。

『けいおん!』の続編が掲載された『きらら』が発売されたらしい。
迷っていたけれど、雑誌は買わずに単行本を待つことにした。高校編と大学編が掲載されていた『きららキャラット』と『きらら』すら部屋に残っているのに、これ以上雑誌を買うことはできない。置くスペースがない。