2018年8月30日木曜日

8月30日の日記:オーバーロード、世界ネコ歩き

午前中はオーバーロードⅢ第8話「一握りの希望」を視聴。フォーサイト全滅回。
ゴア的な描写を期待していたが、意外とアインズ様の残虐行為があっさり目だったのでやや拍子抜けした。Web版から書籍版でかなり戦闘シーンに変更があったのだろう。ただ、アニメとしての演出も控えめだった気がする。
第1期を配信でイッキ見した頃には感じなかったことだが、『オーバーロード』という作品への期待が高まっている分だけ、アニメを観て「こんなものか」と思うことが増えた。原作付きアニメの宿命とは理解しているが少しさびしい。

『世界ネコ歩き』のルーマニアの回も観た。ずっと前に前半の30分だけを観て、その後続きを観るのを忘れていたもの。
イコンの工房で職人に甘える猫と、生まれたばかりの弟たちの世話をする兄猫が印象に残った。
この番組を見ている間は、うちのねこも画面に興味津々となる。ふだん人間が主役の番組には興味を示さないので、やはり猫の映像を観ると自分と同じ種族だとわかって気になるのだろうなと思う。ひょっとしてさびしいのかもしれない。

昨日の朝日新聞の文芸時評(磯崎憲一郎)で、保坂和志の『ハレルヤ』という短編が紹介されていて、その中の一篇のあらすじとして書かれていた片目の猫の話が気になった。
保坂和志氏は好きな作家で、しかしまだその作品をあまりたくさん読んでいないので、その短編も含めてもっと読んでみたいと思う。